山崎哲秀 ー北極圏をテツがゆくー

北極圏の犬ぞり遠征をライフワークにしている山崎 哲秀のブログです。北極圏を犬ぞりで遠征し環境調査を行うアバンナットプロジェクトに取り組んでいます。このブログでは、遠征前は日本での準備や生活の様子、遠征中は、北極圏の様子を紹介します。 アバンナットプロジェクトの詳細は、山崎哲秀のホームページhttp://www.eonet.ne.jp/~avangnaq/ をご覧下さい。山崎哲秀の連絡先は、同ホームページに記載しています。

2019526日(日) 

本日、京都・向日市「Books & Café Wonderlandワンダーランド」にて、トークショーをさせて頂きました。定員20人ほどの店内に、一杯の方が集まってくださいました。暑い中、足を運んで頂いてありがとうございました。

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ワンダーランドのオーナーである長谷川さま、地元で応援して下さっている応援団の皆さま、いいトークショーを開催して頂いて、ありがとうございました。
 622日(土)まで、パウチ写真展は続きます。素敵なお店ですので、お近くに来た際には、ぜひ立ち寄ってみて下さい。

Books & Café Wonderland」→ https://www.wonderland1995.com/

写真:今日のトークショーの様子。

京都、向日市にある「Books & Café Wonderland」で、写真展(パウチ写真です)を開催して頂いてます。526日(日)には、著書「犬ぞり探検家が見た!ふしぎな北極のせかい」→ https://repicbook.com/gallery/hokkyoku/ に応じたトークショーがあります。ぜひ足をお運び下さい。

20190514(ブログ用)

展示イベント名:「ふしぎな北極のせかい」

犬ぞり北極探検家 山崎哲秀 写真展&トーク

主催:「Books & Café Wonderland」→ https://www.wonderland1995.com/ 

展示場所:「Books & Café Wonderland

    617-0002 京都府向日市寺戸町久々相8-2 

    TEL&FAX 075-931-4031

展示期間:201957日(火)~622日(土)

トークショー日時:「ふしぎな北極のせかい」

2019526日(日)AM10:30PM12:30openAM10:00

        参加費 ¥15001ドリンク付き)

    ※トーク会場は展示会場と同じです

お問い合わせ:上記Books & Café Wonderland

718XNyZ5I6L

 

2019428日(日) 

 確か僕が小学生の頃に流行った曲だと思うが、「飛んでイスタンブール」という曲が、歌詞の意味は分からないまま、テンポがよく、好きだった。そして27日、イスタンブールへ飛んだ。

コペンハーゲンからのスカンジナビア航空の東京直行便が、パイロットのストライキだと?!キャンセルになり、待たされた挙げ句、当てられた代替便がトルコ航空、イスタンブール乗り換えの成田/東京空港への便だった。そのトルコ航空の便も、出航が1時間半ほど遅れ、イスタンブールでは40分ほどの乗り継ぎ時間で、新しく広くなったというデカい構内を、ゲートまで必死で汗だくになって走った。いい運動になった。イスタンブールでは、機内から見た街の夜景がきれいだっただけの思い出となった。機内に乗り込みシートに座り、汗を団扇で扇いでいると、周りの乗客の人たちの注目を浴びた。身体がまだ、暑さに慣れていないせいもある。

成田空港へ着いたのが27日のPM8時頃だった。予測通り、機内預けの荷物2個は届かないし、本来なら羽田空港から大阪伊丹空港への便で夕方に帰阪しているはずが、乗り継げず、パーに。届かなかった荷物の手続きなど終わらせ、辿り着いたのは、JR東京駅まで。日付も変わって28日。大阪への最終はとっくに終わっていて、コペンハーゲン空港に続き、東京駅で夜明かしすることに。京都下車の新幹線の始発を待っている。10連休に入ってしまっていて、ままならず。今日AM11時に一件予定があるので、なんとか急いで帰らないといけない。むむ~っSAS、ストライキはやってくれていいけど、待遇悪すぎ。大切な荷物はちゃんと見つけてくれよ。トルコ航空のせいではないですゼ。

北極から家までは、やはり遠い。シオラパルクを出発してすでに6日・・。

 

※東京駅では無料のインターネットが使えてます。

2019年4月23日(火) カナック 晴れ
 今シーズンの取り組みを終え、帰国の途についた。僕のチームの14頭のワンコ達は、シオラパルク村の友人に4班に分けて、夏期中は預かってもらう。今しばらく犬ぞりシーズンは残っているが、いつもだけど名残惜しみながらシオラパルクを離れる。来シーズンもこちらに戻って来れるように、日本でひと頑張りだ。帰国後の予定もどんどん入ってきていて、一番遠い先までは、観測調査チーム支援での参加等も含め、すでに来年6月まで決まっている予定がある。
北極での目標を成遂するために、やらないといけない課題も多く抱えていて、大丈夫だろうかと不安になってしまう(笑)。かなり忙しい、ハードな一年になりそうだ。この歳になってくると、今はとにかく色んな意味で(日本での生活のことも合わせて)、時間が大切だ。
20190423(ブログ用)

  4月20日前後が、今年はこちらのイースター祭にあたり、定期ヘリコプター便も飛んでいなかったので、昨日23日に、シオラパルクの友人のイラングア・H に、犬ぞりで隣り町のカナックへ送ってもらった。明日24日にカナックから飛行機を乗り継いで、日本までは3日(3日+時差で1日)かかる。4月27日に帰国予定だ。
2017-2018年シーズンも、支援・応援を頂いた皆さま、お世話になりどうも有難うございました。おかげ様で、いいシーズンを過すことが出来ました。成果が見えにくい取り組みですが、来シーズン以降も北極での活動が形になるように、頑張っていきますので、見ていてください。今後とも、どうぞ宜しくお願い致します。

写真:今シーズンの犬ぞりを終え、4台の橇を重ねて整理した(シオラパルクにて)。

2019年4月14日(日) シオラパルク 晴れ -23.1℃
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 生後3ヶ月半を過ぎた「ガイ&ミラン」兄妹の犬ぞりレッスンも続いている。橇には繋がず、フリーで走らせているが、最初は数キロメートルも走るとバテていたけど、足取りが強くなってきた。4月に入り、どんどん身体も成長。抱えてやれるのはもう終わりだなあ。来シーズンが楽しみだ。

写真上:今日のレッスンにて。元気に母犬たちについてくる、ミラン(中)&ガイ(右)。
写真下:あっという間に、抱えるのも大変なほどに成長(抱えているのはミラン♀)。
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2019413日(土) シオラパルク 晴れのち曇り -19.6

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 今シーズンも大詰め。4月中旬になると、こちらはすっかり白夜だ。

シオラパルク前のフィヨルド内に、冬の間9ヶ所に目印棒を立て、定期的に氷の厚さ等を記録してきた。前回から、この最終の一巡では、海氷の厚さが全体的に薄くなってきた。思ったよりこの冬は海氷が厚くならず、せいぜい1mほど。今日は2ポイント終わらせた。明日、歩いて行ける1ポイントを終えたら、今シーズンの作業を終了して、後片付けを始める。

 

写真上:海氷に穴を開ける様子。

写真下:犬たちと走って、戯れる幸せな時間が、今シーズンも間もなく終わる。

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2019年4月8日(月) シオラパルク 曇りのち雪 -2.2℃
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 4月に入り急に暖かくなってきた。今日なんかは、暖かいというより暑い感じだ。少し歩くと汗が噴き出る。
もうすぐ帰国を控えて、シオラパルク村から、1kmほど東に離れた海岸沿いに設置している、自動気象計のメンテナンスをしてきた。朝6時くらいに、計器類を取り外しに行き、いったん村の家まで持ち帰り、データを回収してから再設置しに出かけた。帰国中の夏の間も設置している。
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写真上:家の中で計器類をメンテナンスする。
写真下:再設置の様子。左奥に見えるのは、シオラパルク村。

2019年3月31日(日) シオラパルク 晴れ -19.8℃
 生後3ヶ月を過ぎ、混合ワクチンの予防接種を受けた「ガイ」&「ミラン」兄妹。接種後5日が経って、身体も落ち着いたと思うので、いよいよ犬ぞりレッスンを開始した。仔犬たちは橇に繋がず、フリーで走らせ始めるのが僕のパターンだ。母犬の「リッカ」に、リーダー犬「ギンガ」を加え海氷上に出た。個人的には、生後3か月頃から犬ぞりレッスンを始めるのが、そり曳き犬に育てやすい。「ガイ」&「ミラン」兄妹、共に問題なく母犬と一緒に、しっかりと3~4kmを走ってくれた。「ガイ」は後半バテたが、この時期では全く問題ではない。引き続き時間の合間に、繰り返しレッスンを続けて行く。いいそり曳き犬になってくれそうだ。今シーズンは、仔犬育てに、日々の時間を相当に費やしてきた。このあとも病気にならずに成長してくれよ。

写真:犬ぞりレッスン開始の「ガイ」&「ミラン」兄妹。成犬は、右が母犬「リッカ」、左がリーダー犬の「ギンガ」。
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2019年3月29日(金) シオラパルク 晴れ -19.9℃
 シオラパルク帰着後も、海氷データ収集等、作業を続けている。3月も終わりになり、こちらは白夜に向けてまっしぐら。太陽が昇っていない時間帯は、まだマイナス20℃以下に冷え込むが、日中は太陽でかなり暖かい。今シーズンは例年より少し早い、4月下旬の帰国で、そろそろ帰国に向けての後片付けも考え始めないといけない。
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 今日は今シーズンまだ未紹介のワンコを紹介。去年のクリスマスに生まれた兄妹犬。昨シーズンは5匹の仔犬が2ヶ月を過ぎて全頭、村で流行った伝染病にやられ亡くしてしまったが、この冬は3ヶ月を過ぎるまでに3回の予防接種を受けることができ、元気に育っている。オスの仔犬は「ガイ・パーヤ」、メスの仔犬は「ミラン・ユッリッ」と名付いている。産まれた当初は、こちらの言葉で「パーヤ(ビールの意味)」、「ユッリッ(クリスマスに生まれたので、クリスマスの意味)」と呼んでいたのだが、大阪で留守番中の息子と娘に「名前付ける?」と聞いてみると、オス犬には息子が「ガイ」、メス犬には娘が「ミラン」と名付けてくれた。これは何かキャラクターの名前なのかな??
これまで、日本の知人にお願いして、名付け親になってもらうことが多かったのだけど、昨年の夏の帰国中には名付けてもらったワンコが亡くなったり、冬にも名付けてもらった仔犬がやられたり、と申しわけなく、今回はこちらで名付けた。生後3ヶ月を過ぎたので、そろそろ犬ぞりレッスンに入る。来冬に、すんなり犬ぞりを始めれるように、帰国までの仔犬たちへの課題だ。
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写真上:生後3ヶ月を過ぎた「ガイ・パーヤ」(左)&「ミラン・ユッリッ」(右)。
写真下:今日の海氷測定時の犬ぞりにて。

2019年3月21日(木) シオラパルク 雪のち晴れ -26.0℃
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 3月20日にシオラパルク村に帰着。観測サポートも無事に終わりました。久々に暖かい部屋のベッドで寝ると、逆に身体の節々が唸ります。

写真上:カナックでのキャンプの様子。
写真下:観測の様子。
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2019314日(木) カナック 雪のち曇り -18.6

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 ブログが滞ってしまった。

34日から、犬ぞりでシオラパルク村を出て、テント生活を送っている。今日314日から、日本からの海氷観測チームのサポートです。

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メールの返信等が出来ていません。申しわけありません。観測サポートを終えて、320日前後にシオラパルク村に帰着予定です。落ち着いたら返信しますので・・。

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写真上:生後2ヶ月を過ぎた、2匹の仔犬も一緒に。

写真中:仔犬たちには木箱を作ってやり、ソリに乗せている。

写真下:カナックの町の前の海氷上にて、ドローンの準備をする観測チームの舘山さんと渡邊さん。

2019年2月18日(月) シオラパルク 地吹雪(上空は晴れ) -15.3℃
 昨夜から強烈な地吹雪。今日も止むことなく吹き荒んでいる。
  2月に入りマッハングアが、生後5ヶ月を過ぎた仔犬の兄弟犬を譲ってくれることになった。名前は兄弟とも「ナノッ」(ホッキョクグマの意味)と名付いていたが、紛らわしいので、毛が白いほうはそのまま「ナノッ」として、毛が黒いほうは「クマ」と呼び分けることに。
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引きとってしばらくは、家の横に繋留して懐いたあと、チームの繋留場所へ移動させ、犬ぞりレッスンを開始した。レッスンを始めるのが、早ければ早いほど、癖なく覚えていく。生後まもなく9ヶ月の「クンミッ」共に、まだ身体が出来上がっていないので、来シーズンの戦力だ。仔犬がそり曳き犬に育っていく姿を見るのは楽しい。

写真上:「ナノッ」&「クマ」兄弟。
写真下:犬ぞりレッスン中の「ナノッ」&「クマ」。
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2019217日(日) シオラパルク 晴れ(低い地吹雪を伴う) -24.9

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 昨日16日、南のケケッタハー島の向こうに、半分ほど太陽が顔を出した。ようやく太陽が戻って来た。そして今日17日の午後には、極夜明けのお祝いがあり、角ちゃんと参加。太陽が戻るとやっぱり皆の表情が明るい。

 

写真上:南の空に太陽が戻った。

写真下:村の人たちが集まり、極夜明けのお祝い。ゲームをしたりして楽しんだ。

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2019年2月10日(日) シオラパルク 晴れ -21.7℃
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 スミス海峡から南へ抜ける強風が何日も続き、その影響で昨日、沖合の海氷が割れた。シオラパルクから、南~西にかけての沖合の開水部で、蒸気雲がどんよりと立ち込めている。こちらではこの蒸気雲を「カニッチョッ」と呼んでいる。

写真上:沖合に立ち込める「カニッチョッ」
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2019年2月6日(水) シオラパルク 晴れ -28.7℃
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 生後40日を過ぎ、一回目の混合ワクチン予防接種を受けさせてやれた。昨シーズンは、3ヶ月を過ぎないと受けれない、などと訳の分からない規定に縛られ、ワクチンがあったにも関わらず、受けさせてもらえなかったが、今年はワクチン代金を支払うことで解決できた。自治政府の体制が変わりやすいので、色んなレギュレーションが、コロコロ変わる。
ここには家族も相棒もいないので、ワンコたちのことも、活動のことも、生活のことも全部自分一人でやらないといけないのは、時間的にもすごく負担。好きでやってるから、不満は言えないとはいえ、こちらの人たちは少なくとも、家族や身内で生活のことはカバーし合っているから羨ましい。何かお願いするにしてもgive and takeが発生して(金銭的な)、何かとややこしいのだ。
昨シーズンの仔犬たちは悲惨だったけど、今シーズンも何とか仔犬たちに生きて欲しいから、テント泊に出かけることなく、海氷の状態がいい12月からこれまで、村に釘づけでいる。隣り町のカナックでは、犬の伝染病が蔓延しているらしく、うかつに仔犬を連れて行けないなあ。

写真:大型犬のエスキモー犬は、こんな感じで抱いてやれるのは今だけ(笑)。何とか生きてくれよ。
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2019年2月3日(日) シオラパルク 晴れ -28.1℃
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 この3日ほど、快晴が続いている。気温もいい感じで冷え込んでいて、今日の海氷上では、手持ちの温度計でマイナス30.5℃。
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写真:カギャ岬にて、海氷測定。

2019130日(水) シオラパルク 晴れのち雪 -21.6

 シオラパルクから南方向の対岸、カギャ岬を回って、次のインナンミウ岬まで犬ぞりを走らせる。産休のリッカを除いて、全12頭。今日は自分だけの時間。スカッとした。仔犬の世話があるので、まだ泊まりで出かけることが出来ないが、もう少し我慢、我慢。

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角ちゃん(角幡唯介さん)は、順調に犬ぞりトレーニングを続けている。上達が早く、さすがです。そのうち犬ぞりでも、マニアックな大きな遠征をやってくれそう。今夜は、角ちゃんと語り合いました。

日本の若い世代の皆さん、ここは僕らとも、とてもかかわりの深い歴史的な村です。廃村の危機にもあり、エスキモー民族の伝統文化である犬ぞりが廃れつつあります。トライしてみませんか?経費がメチャクチャかかるけど・・。

 

写真:今日の走行と、インナンミウ岬にて。

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2019年1月29日(火) シオラパルク 晴れ -25.6℃
 昨日、シオラパルク村から西側の海岸沿いに設置している、自動気象計のバッテリー確認に行くと、バッテリーは大丈夫だったが、メモリ残量が少なくなっているランプが点滅していた。寒くて細かい手作業ができないので、いったん回収してきた。データを取り上げ、バッテリーも新しいのに換えて、今朝、再設置に行ってきた。
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写真:家の中で、データをパソコンに取り込んでいる様子。

2019年1月26日(水) シオラパルク 晴れ -27.6℃
 わんこブログになってしまっているけど、今日は仔犬の近況。昨日で丁度、生後1ヶ月。数日前から、ドックフードをふやかした流動食を試みていたが、どうやら今日あたりから本格的に食べ始めた。頑張って育ってくれよ。
20190126(ブログ用)

写真上:ふやかしたドックフードを食べ始めた、2匹の仔犬。
写真下:午後の南の空が、日に日に鮮やかなオレンジ色に染まる。このあたりから2月が空が多彩色で、綺麗で寒く、一番好きな北極の季節。
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2019年1月23日(水) シオラパルク 雪のち晴れ -26.7℃
 去年の暮れ12月26日に、メス犬「リッカ(5歳)」が、仔犬を産んでくれた。昨シーズンは、先のブログにも書いたが、リッカが産んだ仔犬が伝染病で全滅してしまったが、今のところ2匹が育ってくれている。「リッカ」はワサビ&ガリッの3兄妹。母犬のママットルと同様、食いしん坊だが憎めない(笑)。今回こそ仔犬が育ってくれますように。リッカ親子にも、かなり時間を割いている。仔犬は今しばらく様子を見てから、紹介したいと思う。

写真:「リッカ」親子。新しく作ってやった小屋を、家の前室に入れて大切に育てている。
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2019122日(火) シオラパルク 晴れのち曇り(低い地吹雪を伴う) -28.4

 昨シーズンは、パウボウイルスと思われる伝染病が村で蔓延し、予防接種を受けていない仔犬がことごとくやられてしまった。僕のワンコも例外ではなく、生後2ヶ月目の5匹の仔犬が、全滅してしまった苦い経緯がある。

そんなことがあり、1歳以下のワンコを欲しがっていたところ、先日アピレングアが生後9ヶ月目のオス犬を譲ってくれることになった。「クンミ(ゴム長靴の意味)」オス、生後9ヶ月目。元気な仔犬だ。まだ犬ぞりレッスンを受けておらず、これから教え込んでいく。

グリーンランド政府の、犬たちの管理を扱う機関に、シオラパルク村にワクチンを送ってくれるようにしつこく打診していたところ、先週の定期ヘリコプター便でようやくワクチンが届いた。さっそく「クンミ」に予防接種をしてもらうことができた。近々、他の成犬たちも、予防接種を受けることができそうだ。この冬から、若いイラングアがワクチン接種の担当をすることになった。

20190122(ブログ用)
 

写真上:体型も表情もあどけなさが残る「クンミ」オス、9ヶ月。

写真下:今日の犬ぞりにて。

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2019年1月21日(月) シオラパルク 晴れ -27.2℃
 昨シーズン、ウーマから期限付きレンタルで我がチームに加わった「ウーマ」が、この冬12月中旬に完全移籍で、僕のチームにやって来ることになった。昨シーズンは名前が付いていなかったので「ウーマ」と呼んでいたが、そのまま名前を採用することにした。飼い主の名前でもあるのだけど・・。このワンコも懐いてくれていて、12月にチームに戻って来た時は、すぐに僕が分かったようだ。ベッタリと身体を密着させてきて離れなかった(笑)。身体はまだ大きくなりきってない感じで、何年かするともう一回り大きくなるんじゃないかな。こちらの人達は、あまり犬を懐かせたりはしないけど、僕はついつい甘やかせてしまう。それでもみんな、ちゃんとソリを曳いてくれているから、ヨシとしよう。

写真:「ウーマ」オス、2歳。
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2019年1月20日(日) シオラパルク 晴れ -25.4℃
 今日のワンコ紹介は「タロ」オス2歳。まだ若いから、遊んで欲しい盛りの元気なワンコ。タロもやっぱり懐っこく、僕が行くとすり寄って来る。昨シーズンまでは、チーム最年少だったが、今シーズンは後輩が?!ワンコ紹介は続きます。
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写真上:「タロ」2歳。
写真下:今日の犬ぞり(海氷測定)にて。満月が近く、メチャクチャ周囲が明るい。
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2019年1月19日(土) シオラパルク 地吹雪 -22.9℃
 リーダー犬のコテツ亡きあと、引き継いだのが、2歳半の「ギンガ」♂。コテツ君のいい相棒だった。昨シーズンから走行中は、コテツ君の真後ろに配置して、サブリーダー犬としてレッスンをしていた。その甲斐あってか今シーズン、見事にリーダー犬の役割りを果たしてくれている。身体はどちらかというと小柄だけど、他の先輩犬たちに臆することなく、堂々とチームのワンコたちを先導してくれている。他のワンコたちを撫でてやると、やきもちを焼く、懐っこいワンコ。とにかく、コテツ君のぶんまで頑張ってくれよ!

写真:「ギンガ」2.5歳。
20190119(ブログ用)

2019年1月18日(金) シオラパルク 晴れ -26.5℃
ワンコ紹介を続けます。
今日は、11月末にチームに新加入した「ポケット」オス4歳。ユーソッフィ爺さんが、エサの手持ちが少なく、世話をするのが大変とのことで譲り受けた。ほんとの名前は「カーファッフィ」と名付いていたけど、呼び方が難しいので、日本語に訳して「ポケット」と呼んでいる。産まれて間もない仔犬の頃、ポケットに入れて温めてやったのが由来だそうだ。すっかり僕にも懐いた。気の優しい、穏やかなワンコだ。ユーソッフィ爺さんのワンコは皆、気が優しい血統だ。

写真:「ポケット」4歳。
20190118(ブログ用)

2019117日(木) シオラパルク 晴れ -23.8

角ちゃん(角幡唯介さん)がシオラパルクに到着。角ちゃんも今シーズンから、いよいよ犬ぞりの世界に突入。同志が増えて嬉しい。

今日のワンコ紹介は「カッド」(網の意味)オス5歳。昨シーズン、カガヤ(エスキモー猟師)から譲り受けたワンコ。人への警戒心が強いけど、僕には懐いている。ソリを曳くときには、いつも左側を走る癖がある。

 

写真:「カッド」5歳。

20190117(ブログ用)

2019年1月15日(火) シオラパルク 地吹雪のち晴れ -24.1℃
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 昨日から今日の午後にかけて地吹雪となった。1月もあっという間に半ば。南の空もオレンジ色に染まるようになってきた。極夜明けまであと1ヶ月。犬ぞりも、作業と並行して、楽しく走らせている。
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引き続きワンコ紹介。ワンコのことだと話題が尽きません(笑)今日は「ガリッ」オス5歳。前回紹介の“ワサビ”とは兄弟。犬ぞりスタートの誘導時に、早く走りたがり、号令無しに突進して駆けだして行こうとする。いつも目をキッと睨んで、抑えつけます(笑)。落ち着きのなさは、ワサビに匹敵。富士額が見事な「ガリッ」です。

写真上:地吹雪で霞む今日の午後の南の空。オレンジ色が綺麗になってきた。
写真中:数日前の海氷測定にて。
写真下:「ガリッ」5歳。
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2019年1月13日(日) シオラパルク 晴れ -31.4℃
 ワンコのことばかり書いてスミマセン。
今日は「ワサビ」オス5歳。ママットルが産んだ子供で、生まれた時から育てたワンコ。もう5歳か・・。早いなあ。チームで一番落ち着きがなく、僕の子供の頃を思い出してしまう(笑)(自覚あり)。僕はこの歳になり、だいぶ今は落ち着いたと思っているが、ワサビはまだまだ落ち着きがありません。元気な憎めないワンコです。

写真:「ワサビ」5歳。
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2019年1月12日(土) シオラパルク 晴れ -30.6℃
 今日のワンコは「ヌターバル」(新しいヤツの意味)、オス6歳。産まれて間もない時に僕のもとにやってきたので、ヌターバルと名前を付けた。全盛期の年齢から、超ベテランの域に差し掛かった。無口な性格だけど、僕がそばに行くと駆けつけてきて、懐っこい。黙々と橇を引っ張ってくれる。まだまだ頑張ってくれよ。

写真:「ヌターバル」6歳。
20190112(ブログ用)

2019年1月9日(水) シオラパルク 曇りのち吹雪 -16.7℃
 お知らせを一つ忘れていました。
1月18日(金)に、関西テレビ「NMBとまなぶくん」(24:55~25:25放送)に出演させて頂く予定です(収録です)。→ https://www.ktv.jp/manabu  タイトルは「犬ぞり探検家が見た!ふしぎな北極のせかい」となっていて、関西圏での番組ですが、録画でもして観て頂けたら・・。

ついでに宣伝もさせて下さい。昨年10月に同名の著書を出版して頂きました。子供から大人まで楽しめる、北極紹介本となっていますので、ぜひぜひ手に取ってみてください。

犬ぞり探検家が見た!ふしぎな北極のせかい(リピックブック刊)→ http://repicbook.com/

本の発売チラシ_A420181001rev2


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