山崎哲秀 ー北極圏をテツがゆくー

グリーンランド北西部地方に古来から住む、エスキモー民族から伝承を受けた犬ぞりを操り、“アバンナット北極プロジェクト”に取り組む、山崎 哲秀のブログです。 このブログでは、北極遠征中や日本滞在中の活動の様子を紹介します。 アバンナットプロジェクトの詳細は、山崎哲秀のホームページhttp://www.eonet.ne.jp/~avangnaq/ をご覧下さい。山崎哲秀の連絡先は、同ホームページに記載しています。

2022510日(火) 大阪 晴れのち曇り

 帰国後の大阪は、まだ過ごしやすい気温だ(笑)。これから汗ばむ季節がやって来る。

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今日の午前中に、コロナPCR検査指定機関に指定されている、地元にある医院に、自転車で検査を受けに行ってきた。夕方の結果を待ち、陰性証明書を受け取り、厚生労働省・検疫所に規定メールで送付。明日からコロナ待機解除、の通知が届いた。

グリーンランド滞在中で受けれなかった、3回目の予防接種、そして身体のメンテナンス健康診断と、このあと続く。

 

写真上:3枚のコロナ陰性証明書。左からコペンハーゲン、関西国際航空、在住地元の指定医院の陰性証明書。

写真下:厚生労働省・検疫所から届いた、コロナ待機解除通知。
20220510(ブログ用)-4

202255日(木) イルリサット 晴れ、コペンハーゲン 晴れ

 コペンハーゲンに着くと、夜があった。北緯78度に近いシオラパルクでは、4月に入って白夜になっていたので、しばらく暗闇を見ていなかった。

 

予定通りにコペンハーゲンまで来ることが出来た。シオラパルクを出てから、もう1週間だから、日本からはやっぱり遠いんだな(笑)

夜の10時頃にコペンハーゲンの空港に到着し、コロナPCR検査を受けに行くと、夜中の12時まで開いていたはずが、51日からPM6時までになったらしい。欧州では、需要が無くなってきたということか。朝の6時から開くそうなので、明日の朝いちで行くことにしよう。日本入国に陰性証明書が必要だ。

道中、誰もマスクはしてなかっかけど、頑なにマスクしてきた(笑)帰国後の予定がぎっしり入っていて、すんなり帰国したい。

 

写真:夜のコペンハーゲン空港の横にある宿から。

20220505(ブログ用)

202251日(日) カナック 晴れ

 429日のヘリコプター定期便は、なぜだかキャンセル。新型ヘリコプターの不具合とか、雲が視界を邪魔して引き返したとか、噂いろいろ。周辺一帯の天気は、そんなに悪くなかったはずなんだけど。

 

こうなると、これまでの長年の経験上、なかなかヘリコプター定期便が飛んで来ないパターンが多いので、その日のうちにスノーモービルをチャーターして移動することに。隣り町の友人にお願いしてみると、快く引き受けてくれスノーモービルを回してくれた。幸い今シーズンは、まだシオラパルク~カナック間は、スノーモービルでも通行可能なルートが残っていた。いいコンディションだと2時間ほどで行けるところ、5時間かかり、カナック到着は夜の11時頃だったけど・・(笑)白夜だから良しとしよう。

他にもヘリコプター予定の訪問客がいて、スノーモービルに便乗することになり、小さいソリに全員で4人の乗客だった(笑)

20220501(ブログ用)


30日は、何も作業をしなくていい開放感からか、ひたすら眠り続けた。久しぶりによく寝た。

そして今日、お世話になっている知人宅を朝から4軒ほど回り、カナックでする最低限のことを終わらせた。

 

写真:カナックの町から、氷山が連立するフィヨルドを眺める。

2022428日(木) シオラパルク 曇りのち雪 マイナス6.0

 気温が急上昇だ。暑さが戻って来ると同時に、いつもシーズンが終わる。明日、天気が良ければ定期便のヘリコプターで、隣り町のカナックへ移動する。

ワンコ達、今シーズンもありがとう!11月に戻るまで、夏期の間ゆっくり休んでくださいよ。

マッシャングア、今年はワンコの数が多いけれど、夏の間よろしくお願いします!

さて、帰国後がまた忙しくなる。

20220428(ブログ用)-1
 

単純な想いが、僕のモチベーションです。

 

極北の 地を駆く想いに 祖国あり

                 テツ

 

写真上:係留したワンコたち。

写真下:シーズンを終え、積み重ねたソリ。

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2022424日(日) シオラパルク 晴れのち曇り マイナス21.8

 避けて通ってきたが、世界最北の先住民族の村、シオラパルクの現在地を伝えておかなければいけないと思う。

 海外ではコロナ対策が緩和され、一息ついた感があり、3月頃から海外からの訪問者が急増している。その中でも取材関係が目に付くのだが、世界のメディアでは、最北のシオラパルクの現在を、どう伝えているのだろう?

犬ぞりに乗って、狩猟の生活風景を撮りたいとか、そういう取材希望が多いのを耳にする。エスキモー民族は、ひと昔のまんま犬ぞりを駆り、狩猟を主に営む民族として紹介されているのだろうか?そうだとしたら大きな誤解でもあり、大げさにいうとヤラセにもなってくる。

グリーンランド北西部地方は、エスキモー民族が純粋な狩猟生活をする、最後まで残された聖域だった。でもそれもひと昔まで。もう今は、狩猟は副業という感があるのが現代のグリーンランド北西部地方であり、シオラパルク村でもある。時代と共に生活に現金が必要となり(何でも手に入る時代になり)、狩猟だけではとっくに生活が成り立たなくなった。

もうスノーモービルへと移動手段が移り変わりつつもある時代だ。漁業は安定した高収入を見込めるので、「漁師」へと転換する人たちも多い。それにも当然ながらスノーモービルのほうが冬場の仕事の効率がいいので、犬ぞりを手放す人も多くなっている。でも生活を考えるなら、そこに住む人々にとっては、それは当たり前のことなのだ。

20220424(ブログ用)

犬ぞりは、シーズンを通して走り続けていなければ、ワンコたちは力強く走ってくれないし、スノーモービルと犬ぞりの両立は難しい。唯一犬ぞり観光では需要があるが、一日のチャーター料がどんどん高騰し、なんでも今は一日2000クローネ(約4万円)らしい。相当な富裕層でないと、とても支払うには高価すぎて、犬ぞり観光に来れる人は限られてくる。それでなくても、航空運賃も驚くほど高価なのだ。ある意味今は、グリーンランドのほうが、はるかに日本よりも生活水準が高い気がする。僕がグリーンランドを最初に訪れた、35年ほど前とはすべてが違うのだ。

日本からも取材の方たちがグリーンランド北西部地方にはよく訪れるが、そのあたりはぜひ正確に伝えていって欲しい。あるいはそれは、僕の役割りなのか・・。

 

写真:今日、ワンコたちの胴バンドを外した。今シーズンもありがとう!

2022422日(金) シオラパルク 曇りのち雪 マイナス24.1

わんこネタが、どうしても多くなってしまいます(笑)

 雪飛沫を上げて走る母犬コナツを追いかける、ミータ2.5ヶ月。いや~、健気だ・・。次の冬に会う時は、もう抱きかかえることが出来ないくらい、大きくなってるんだよなあ・・。

あと1ヶ月滞在する時間があれば、初歩の犬ぞりレッスンを、もう少しできるんだけど。

20220422(ブログ用)

2022421日(木) シオラパルク 晴れ マイナス20.2
 たまには暮らしのネタも。

噂の新型ヘリコプターが、シオラパルク村にもようやくやって来た。定期便に3月頃から導入される予定だったが、故障やらなんだかんだ不具合で、今日やっと最北の村にも飛来したようだ。

20220421(ブログ用)-3
 

 今朝7時頃犬ぞりを出して、今シーズン最後の海氷測定作業に出かけて来た。この冬流失しなかった、シオラパルク村があるフィヨルド内の海氷は、1メートルほどの厚さまで成長した。一冬にしては、以前よりは発達していないと思う。全部で11地点の定点があるが、ポイントによっては、すでに薄くなり始めている。まだ続けたい気持ちは山々だけど、どこかで区切りをつけないことには、時間が永遠ではない(笑)滞在許可を受けてる、今シーズンの6ヶ月が終わろうとしている。

このあとは5日間ほどかけて、後片付けを少しずつやっていく。5月上旬に帰国予定だが、何だか急に里心が出てしまった(笑)

 

写真:シオラパルク村に初飛行の、新型ヘリコプター。尻尾のところに面白いプロペラが付いてるね。

2022417日(日) シオラパルク 晴れ マイナス28.2

 3月はやけに暖かかったので、そのままこちらの春を迎えるのかと思いきや、4月は冷え込んでいる。今日も犬ぞりで海氷測定に出かけたら、朝10時頃の気温が、手持ちの温度計でマイナス31.4℃だった。まだ真冬の防寒装備が手放せない。これって、先のトンガ火山噴火の影響で、一時的に冷え込んでいるとかではないですよねえ??

なんだか毎年気候がバラバラで、一定感がないなあ・・。

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2022415日(金) シオラパルク 曇りのち雪 マイナス21.7

 こちらはキリスト教の、復活祭連休の真っ只中。

今月末にはシオラパルクを離れるので、その前に半年に一度の、気象計のメンテナンスをする。

朝のうちに計器類を持ち帰りデータを回収し、屋内でメンテナンスしてから再設置に行ってきた。

雨量計は昨夏(初夏と思われる)に雪崩に巻き込まれたようで、ボコボコになっていて計器も動かなくなっていたので、北見工大の渡邊さんが新たに郵送してくれた計器を設置。

いつも海氷上には、ワンコたちに連れていってもらってるので(笑)、今日は近場なので歩いて行ってきた。

 

写真:メンテナンスを終え設置した気象計。

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2022411日(月) シオラパルク 晴れ マイナス21.6

 久しぶりのブログ更新になってしまった。4月中旬になり、白夜の季節となった。ここらでまた冷え込んでいて、マイナス20℃くらいの気温が続いている。気温以上に、天気のいい日の陽射しが暑い。

今シーズンのこちらでの活動も大詰めになってきた。

3月下旬頃にシオラパルク村に訪れた、犬ぞり観光ツアー団が去ったあと、村ではコロナ感染が広がり、ようやく下火になってきた感じだ。僕自身は、いまだに気がピリピリしてしまっている。風邪と割り切ったらいいものか・・?

そんな中、変わらず犬ぞりで出かけ、海氷データの収集作業等は途切れることなく続けている。

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 昨年8月に生まれた、キナリ&ミダリ兄弟を改めて紹介する、と言ったままになっていた。

まだ混合ワクチンの予防接種は打てないままなのだけど、2月末から本格的な犬ぞりレッスンを始め、今では堂々とチームの仲間入りを果たしている。来シーズンには身体も出来上がって、いい橇曳き犬になると思う。

兄弟喧嘩ばかりしてたけど、最近はキナリより、ミダリのほうがやや身体が大きくなり、立場が上になったみたいで落ち着いてきた(笑)。

キナリは負けん気が強く優しそう。ミダリは気が強くなっていきそう。ちなみに、キナリのほうが犬ぞりの上達が早かった。

 

写真上:生後8か月になるキナリ(左)&ミダリ兄弟。

写真下:ふかふかの雪の上で寝そべる、犬ぞりでのキナリ&ミダリ兄弟。

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2022329日(火) シオラパルク 曇りのち雪 マイナス17.3

 気温が緩み始め、雲にも変化が表れてきた。色んな雲の形。いつも見惚れてしまうなあ・・。

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2022327日(日) シオラパルク 晴れのち曇り マイナス20.4

 朝7時を過ぎた頃、犬ぞりを出す。もう白夜に向けてまっしぐらの季節で、夜も真っ暗という感じではなくなってきた。

沖合の海氷測定ポイントへ出かけてきた。少し前に流失してから、新たに凍った海氷で、氷の厚さは20cmほどだった。犬ぞりでは走れるのだ。

雪が降ったあとなので、霜に交じり込んだようで鮮やかではないけど、360度一面にフロストフラワーが・・!

 

写真:フロストフラワーが一面に。アザラシの使用済みの呼吸口もあったりして・・。

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2022324日(木) シオラパルク 晴れ マイナス26.0

 久々の快晴だ~ぁ!気ん持ちいい~っ!!

 

写真:海氷のデータ収集作業のあと、ひとっ走り。先日流失した沖合の海氷も凍り付いた。カギャ岬沖合にて。

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2022319日(土) シオラパルク 雪、曇り マイナス19.1

 観測チームが帰国したあと、13日からは雪と曇り空が続いており、天気がスッキリせず。晴れ空を待っていたが回復はまだ先の予報。風は強くなく視程も動けるくらいはあるので、16日から19日は早朝から連日、海氷のデータ収集作業に出かけた。作業のあとは、ワンコたちに距離を走らせて帰って来るパターンが続いている。

 

そうそう、新型コロナの話で、昨シーズンまでは南極の次に安全と謳われていたグリーンランドのコロナ安全神話は、この冬からは崩れ去っている。世界でも感染率がかなり高い国になっていると思う。

2月頃からか、隣町のカナックでも一気に感染が広まった。今週に入ってから、北西部地方に観光客がどんどん入り、シオラパルクにも訪れ始め、どうやらシオラパルク村でも、相当数の感染者が出始めたようだ。めちゃくちゃリスキーだ。重症化しにくくなったと言われているが、作業がまだ沢山あるので寝込むわけにはいかず、マスクを着用している。

 

写真:318日の作業にて。

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2022314日(月) シオラパルク 地吹雪のち晴れ マイナス18.1

 以前、mont-bell「冒険塾」の講座にお声掛け頂いた際に、塚原浩一さんにお会いしました。それ以来、北極での活動を応援して下さってます。いつもありがとうございます。

塚原さん執筆の記事が、「~奈良・奥大和の兆しを伝える~ LOCAL LIFE JOURNAL」で掲載されたとの知らせを受けました。 →

http://locallifejournal.jp/20220310_kamikitayama/

 グリーンランド・シオラパルク村が繋いでくれた縁です。塚原さん、「上北山村とシオラパルクの子どもたちを繋ぐ」という夢、実現させましょうね。僕の動きがスローペースで申しわけないです。

 

写真:塚原浩一さん(~奈良・奥大和の兆しを伝える~ LOCAL LIFE JOURNALより)

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2022312日(土) シオラパルク 晴れ マイナス21.5

 北海道大学・低温科学研究所から観測に訪れていた、的場さんと黒崎さんが今日、シオラパルク村から帰国の途についた。

今シーズンはこのあと4月にかけて、日本から他に数チームが観測調査に来る予定になっていたが、年が明けてからの新型コロナの猛威で、中止となってしまった。

僕はこの後も、基本的な海氷等のデータ収集を、4月下旬まで続ける。

 

写真:Meehan氷河の前で、的場さん(左)黒崎さん(中央)と。

20220312(ブログ用)

202239日(水) シオラパルク 晴れ マイナス19.1

 必ず実現出来ると信じている。信じることが僕にとっては、活動していく上でのモチベーションになっている。まずは、やってみないと!

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202237日(月) シオラパルク 雪のち曇り マイナス13.7

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NHKで「有吉のお金発見 突撃 !カネオくん」というテレビ番組があります。その番組に昨年10月に出演させて頂きました。その後12月に再放送、そして先日、35日の総集編でも放映して頂いたそうなのですが、それぞれの放映後に反響が凄く、沢山の方々から応援・支援を頂いてます。

一人一人にお礼を言いたのですが、伝えきれていません。この場をお借りして、お礼を言わせて下さい。応援して頂いて、ありがとうございます。

これはもう、番組制作に携わって頂いたチーム、関係者の皆さまの力です。合わせてお礼を言わせてください。ありがとうございます。

 

2021-2022年シーズンもグリーンランドを訪れ、活動を続けております。皆さまの支援のお陰で、例年に比べると余裕を持って活動が出来ております。

手抜きは出来ません(笑)。引き続き、目標が叶うようにマイペースで取り組んでいきます。

ここからは新たな展開が予想され、個人だけの取り組みでは無くなって来ると思います。乞うご期待!ということで、楽しみに見ていて下さい。

今後ともどうぞ応援を宜しくお願い致します。

                    山崎 哲秀

グリーンランド・シオラパルクにて

 

 

2022227日(日) シオラパルク 地吹雪のち晴れ マイナス16.7

ブログが滞ってしまった。

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221日(月)~22日(火)地吹雪で作業出来ず。

223日(水)午前、黒崎さんと海氷観測。午後、北海道大学・低温科学研究所の的場さんが、シオラパルクに到着。

224日(木)犬ぞりで海氷観測。

225日(金)~27日(日)、地吹雪で作業出来ず。

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ずっと安定していた天気が、ここにきて大荒れ模様。明日28日(月)は落ち着いた後、1日(火)からは3日間ほど、また吹き荒れる予報。1月からここまで、メチャクチャ天気が安定していたので、やっぱり反動が来るのか・・?(笑)

 

写真上:作業をする的場さん(手前)と黒崎さん。

写真中:ワンコと一緒に。

写真下:実は仔犬が1匹・・。

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2022220日(日) シオラパルク 晴れのち曇り マイナス25.9

活動を続けている世界最北の先住民の村、シオラパルクでは、この1月から2月にかけて今のところ、気温の上下の変化も大きくなく、それなりに冷え込んでいると思う。この冬も暖かいのかと思っていたら、調子が狂ってしまう(笑)

 近年の自然環境の変化を見ていると「極北の民における獲物の獲り易さ」のことを考えることが、最近はよくある。

こんな構図になるんじゃないかな。

獲物の獲り易さの構図




 

2022217日(木) シオラパルク 曇り、薄曇り マイナス30.3

 午後225分頃、ようやく今年初めての太陽が顔を出す。この数日の曇りの間にすっかり陽は高まり、約1時間(PM3:30頃まで)ほど。この瞬間は、何度経験しても神聖だ。

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写真上:窓の外を眺める。

写真下:戻ってきた太陽&サンピラー&飛行機雲&ワンコ。

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2022216日(水) シオラパルク 曇り マイナス25.6

 生後6ヶ月を過ぎた、キナリ&ミダリ兄弟が、堂々の犬ぞりデビューを果たした。

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2月に入ってから、作業の合間に、キナリ&ミダリを海氷上に散歩に連れ出したりしていたが、グイグイと僕を引っ張るので、これはもう橇も曳けるなと感じて、いきなり成犬4頭と一緒に橇に繋いで走らせてみると、思った通りグイグイと引っ張った。まだ身体が全然出来上がっていないので、少しずつレッスンを続けて行こう。仔犬を育てて教えていく過程は、とにかく楽しい。

 

太陽は、今日も雲が邪魔をして拝めず。明日こそは!

 

写真:キナリ&ミダリ兄弟、堂々の犬ぞりデビューを果たす。

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2022215日(火) シオラパルク 雪のち薄曇り マイナス26.4

 そろそろ太陽が戻ってくるはず。期待して南の空を眺めていたが、出ない・・・。彼方にある島の向こうで、モクモクしている雲が邪魔したか?明日こそ!

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写真上:太陽は見えず。この辺りにいつも出るんだけど・・。

写真下:今日の作業風景。明日は満月。

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202229日(水) シオラパルク 薄曇り マイナス28.8

 昨年の今頃は、厳冬期の2月にして、シオラパルク村のあるフィヨルド内の海氷が、ブリザードで全部流失してしまい、やり残していた海氷のデータ収集作業があった。フィヨルドの外の海氷上(陸地から10km以上離れた)に2地点、新たに観測ポイントを設ける、という課題だった。

今日も黒崎さんと犬ぞりで出かけ、1地点でのデータを取ることが出来た。大型のブリーザードになると、海氷が流失しやすい地点だ。

空が透けるくらいの雲が薄くかかっていたが、天気はよく、ご機嫌で活動できた。

 

写真;新たに設置した観測点にて。海氷の厚さは、すでに発達して42cmほど。

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202228日(火) シオラパルク 雪 マイナス15.6

 20歳の頃は、早く30歳、40歳になってみたかった。30歳の頃は、早く40歳、50歳になってみたいと、その歳に憧れていた。そんな記憶がある。

この歳になっても、何か目標・夢に向かって取り組む姿勢は変わらないんだけど、やっぱり若い頃よりは色んな面で大人になってしまったな。意識も体力なんかも、いろいろ(笑)

60歳、65歳の将来を、楽しみにしていたい。

 

写真:灯りを目指して走るワンコたち。

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202222日(水) シオラパルク 晴れのち曇り マイナス30.8

 この冬、初めてマイナス30℃以下となった。負けずに犬ぞりで観測作業に出かけた。

 

写真:ワンコたちは寒くないんだろうか・・?

20220202(ブログ用)

202221日(火) シオラパルク 雪 マイナス20.7

シオラパルクは、マイナス20℃以下が続いていて、冬らしくそれなりに冷え込んでいる。

このところ、トンガの火山噴火についてのニュースをよく目にするが、火山灰の影響で寒冷現象が起こる可能性もあるとか。

例えば太陽活動が弱まっていて、地球が寒冷化されるという説も耳にするが、人間の活動の影響がもたらす温暖化現象以上に、自然の力がそれを上回り寒冷化されることも、十分に考えられるのだと思う。

地震予知などにしても、まだまだ自然現象の予測が難しいように、温暖化もどうなるか、今の段階でははっきりと予知はできておらず、一つの大きな可能性なのだと個人的には思う。自然界を人間が支配する日は、果たして来るのだろうか?犬ぞりで雪と氷の世界を走っていると、人間が小さな存在に感じてしまう。

ただ人為的なCo2排出が、温暖化現象を引き起こすことは、意識をもっていたい。

 

写真:昨日131日の南の空。太陽が戻るまで、あと2週間ほど。

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2022125日(火) シオラパルク 晴れマイナス23.8

「犬ぞり探険家が見た! ふしぎな北極のせかい」(リピックブック刊)→ https://repicbook.com が、なんと、韓国語版として出版されたと連絡を頂きました。まさかの驚きです。

日本語版の出版直後に、リピックブック社のほうへオファーがあったそうで、コロナ禍で、2年ほど遅れての出版となったそうです。

ハングル文字は、僕自身は読めないのですが、出版に携わって頂いた韓国の出版社の皆さま、そしてリピックブックの皆さま、感謝です。ありがとうございます!!帰国後に手に取るのが楽しみです。

20220125(ブログ用)

 

2022年1月23日(日) シオラパルク 晴れのち曇り マイナス21.1℃
 雪と吹雪が3日ほど続いて、4日ぶりに犬ぞりを出す。
最近は天気が不安定だ。フィヨルドの外は海氷が流れてしまっているが、シオラパルク村の奥の海氷上では、氷の厚さが70cmほどになった。
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角ちゃんも犬ぞりを走らせに出ており、行き会って、コーヒーを一緒に飲んだ。

写真上:犬たちが、やって来た犬ぞりを眺める。
写真下:コーヒーを飲みながら。左から、黒崎さん、角幡さん、山崎。

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 2022年1月18日(火) シオラパルク 晴れ マイナス20.9℃
 16~17日にかけては、強烈な地吹雪となり野外作業はできず。沖合の海氷が、少し動いた様子。

 今朝は、今回の滞在で初めて朝食らしい朝食だった。パン、ボイルしたソーセージ、ゆで卵、オレンジにコーヒー。生活は一人だから、どうしても適当になってしまう。もともとグルメではないのだろうな・・。
 今日は天気も良かったが休み。3日連続で、普段の必要な作業をするだけで、たぶん今シーズンの滞在で、一番のんびりとしてしまった。置き去りにしていた、破れた手袋の修理などもする。

写真:修理したミトン革手袋。

20220118(ブログ用)

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