山崎哲秀 ー北極圏をテツがゆくー

北極圏の犬ぞり遠征をライフワークにしている山崎 哲秀のブログです。北極圏を犬ぞりで遠征し環境調査を行うアバンナットプロジェクトに取り組んでいます。このブログでは、遠征前は日本での準備や生活の様子、遠征中は、北極圏の様子を紹介します。 アバンナットプロジェクトの詳細は、山崎哲秀のホームページhttp://www.eonet.ne.jp/~avangnaq/ をご覧下さい。山崎哲秀の連絡先は、同ホームページに記載しています。

Gj4iqdka 今日は朝からソリ製作。凹凸の激しい乱氷帯でも板が割れたりしないように、左右のランナー板を、鉄プレートで補強する作業で一日が終わってしまった。このあたりが橇作りの要点となる。村の人たちが代わるがわると橇作りの様子を見に来るのだが、それぞれ自分の作り方、こだわりを持っていて「ここはこうしろ」と教えてくれるのだが、微妙に違う。犬橇用ソリの作り方(基本)は、10年ほど前にこちらの人たちから教わって作ったのが最初だった。先生が多いのも困ったものだが、納得のいくところは取り入れて、あとは自分がいいと思うやりかたで製作している。生きることもそうだけど、自分の意思でやって失敗したとしても、後悔はしないだろう。

夕方から久々に地吹雪となった。外に置いてある装備などが吹き飛ばされないように養生しておく。

※写真は橇のランナー板を補強する作業

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シオラパルク村のあるフィヨルドから外洋に、海氷観測に出かけた。薄明るい時間帯も長くなってきたので、今後は3月中旬スタート予定の犬橇旅行まで、犬橇トレーニングも兼ね、外洋へ海氷観測に出かける機会を増やしていきたいと思っている。

※写真左:テントを張り観測地点にて、写真右:犬たちの餌の肉を切る風景

K3b6h4gm 子供の頃から腕白坊主だった、今年19歳のアービッギア。彼は若くしてピニヤット(猟師)の道を選んだ。この地区では若者にも人気がある隣町のカナックへ今は通い詰め。青春を謳歌しているようだ。

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カナックから戻り、落ち着いたので橇作りを始めた。
その他に各観測や犬の世話、犬橇訓練。グリーンランドからカナダへ犬橇で渡航するにあたり、各手続き関係を進めたりと、今後することも多く、いよいよ忙しくなってきた。日に日に薄明るくなる時間帯も増えてきて、気分が高まってきている。

※写真は橇の製作と海氷厚測定風景

K4albz7o 山口県の周南市在住の有佐の両親から、中型くらいの段ボール箱一杯に詰められた食糧が届いた。ありがたい。レトルト食品からお菓子類、お餅、お米や干し柿。果てはさつまいも。これっていいんかい?!

※写真は送られて来た食糧の一部

3o7bihru 1月10日〜11日
数日前の仕切りなおしで、10日から11日にかけて、隣町のカナックへ行ってきた。10日の朝10時頃、南の空が薄明るくなるのを見計らい出発。メス犬を含む、4頭の犬たちは村に残して、8頭立ての犬橇で出かける。その日の夕方4時頃にカナック着。ここではいつも町下の海氷にテントを張ることにしている。カナックはグリーンランド、アバンナッソア地区最大の町で、現在の人口は700〜800人と聞いている。
今回の目的は、新しい橇を作るのに、材木等の資材を購入に行ってきたのだった。テントで夕食を作り食べたあと、PM7時過ぎに材木をお願いしていたキム&トク夫妻の家を訪ねて、ピックアップする。車でわざわざ海岸まで運んで下さった。
 犬たちを村に残しているので、早急に帰らなければならず、翌朝10時頃、カナックをあとにシオラパルク村へと帰路を急いだ。夕方4時過ぎに村に到着。カナックへはたったの3時間の上陸であった。2月に時間の余裕ができたら、走行訓練を兼ねて、また訪れる機会があるかもしれない。

※写真はカナック下の海氷でのテント風景

知人、友人を含め、多くの方たちに、北極圏での自分の活動を広く報告する場所として、昨年夏からブログを始めました。
この度、関西どっとコム様からスペシャルブログへの掲載の連絡を頂きました。さらに報告できる場所が広がることにとても感謝しています。

10年間にわたる「アバンナット北極圏環境調査プロジェクト」http://www.eonet.ne.jp/~avangnaq/avangnaq_00.html計画を進めています。昨年10月から北極圏のグリーンランドに滞在しており、この3月中旬からスタート予定の北極海の犬橇旅行に向けて準備中。
今後の活動を、定期的に報告をしていきますので、末長くどうぞ宜しくお願い致します。

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  1月6日〜7日
最悪の1日半だった。天候と海氷が最高に安定しているので、今日と明日にかけて、隣町のカナックへ装備の買い出し行こうと数日前から用意して今日を迎えたのだが、AM10時頃薄明るくなり始めて犬橇を出そうとしたら、どうやら発情してしまったドックチームの紅一点のラッシが、オス犬と始めてしまってからが事の始まり。他の10頭のオス犬たちが大騒ぎでこちらの号令を聞くどころじゃなくなってしまった。12本ある曳き綱は数頭の犬も一緒に絡まりまくり、それを直そうとムチでなだめたところ逃げまとい、さらに収拾がつかなくなってしまった。大汗を掻いて格闘する様子を見かねたのか、大島さんが海岸べりに下りて来てくれ、手を借りる始末となってしまった。大島さんの助言でメス犬を村に残して、なんとか出発した。快調に雪の少ない海氷上をグングンと犬たちは飛ばし走り始めた。ところが村から数キロ離れたあたりで、急に「ガツン」という衝撃と共に橇から振り落とされそうになった。薄暗くわけが分からずヘッドランプをつけてみると、なんと犬たちがいないじゃないか。呼び戻す号令を大声で叫ぶが、スタートしたばかりでいきり立った犬たちは暗闇の中へと消えていった。氷の凸凹に、曳き綱を束ねている「ヌッギ」というメインロープがひっかかり、犬たちはパワーでぶっ切ってしまったわけだった。舌打ちするとはこういうことだ。出だしが悪いと、尾を引くということか。残された橇を押して、まだそう離れていないシオラパルク村へとりあえず戻った。
村の人たちは、「そのうちお腹が空いたら戻ってくる。」と慰めてくれるのだが、犬たちの情報が入ったのがPM3時頃。約60kmほど離れたカナックの町へのルート上にある、シオラットックという非難小屋のある場所に現れたという。よくもまあ、主人を置き去りにして、はるばる40kmも走ってくれたものだ。そこに居合わせた猟師からの情報だった。すぐに犬たちを連れ戻すべく犬橇を出してくれる人を捜したところ、「すぐ行ってやる。」と頼みの綱は、やはり信頼しているアグチンギアであった。PM5時頃アグチンギアがドックチームを出してくれ、pick upへ。アグチンギアの犬橇操作術はやはり見事である。色んな北極の話を聞きながら、マイナス30℃を下回る気温に凍えながらも進んでいった。空にはオーロラが流れ、満天の星空だった。
そして村に帰ってきたのが翌朝7日のAM3時頃であった。
カナック行きは延期に・・・。

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2007年はありがとうございました!
本年も宜しくお願い致します!!

Ll0fr93a クリスマスは、そういう気分にはなれないまま過ぎてしまった。

さて、ここにきて海氷上を犬橇で走れるようになってきた。犬達も走り慣れてきたので、今日は村前のツルツルの新氷に乗り入れて、朝7時半頃から、フィヨルド奥に海氷観測に出かけてきた。今季一度も流失していない、一番古い海氷は、約60cmの厚さまで発達している。
犬橇を走らせながら鼻歌である。

※写真は風速測定風景と海氷表面の積雪粒度ゲージ写真

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21日から日付が変わった深夜にゴソゴソと起き出した。今宵月夜は快晴である。周辺の地形がはっきり分かるほどに照り輝いている。気温も冷え込んだ。ここしばらく天気はおとなしく、いい子だ。強風が吹かない。フィヨルドの奥まで犬橇を走らせた。今季ようやく快走。今日は6頭立てで、直線距離で15kmほど離れたMeehan氷河前まで行き、コーヒーを飲んでからAM7時半頃、村に戻ってきた。予定では3月にMeehan氷河を登行し、内陸部を越えて、カナダへと渡るスミス海峡に抜けることになると思う。

※写真はMeehan氷河前にて

Cihocawu 12月8日頃から、フィヨルド奥に流されないで残っている海氷の偵察にしばしば歩いて出かけてきた。シオラパルク前はまだ不安定な海氷だ。今季はこんなものかもしれない。方向転換も必要だ。
沿岸沿いに凸凹に凍りついた定着氷を伝って行くのだが、なんとか犬橇を安全に通そうと、海に切り立った場所には50〜60mのフィックスロープを張ったりなど繰り返してきた。
数日前に一度、5頭の犬たちを連れてその場所を通過する練習をしてみたのだが、今日は月で周りも明るいから本気で、午前中から午後にかけて、フィヨルド奥の安定した海氷に行くことにトライしてみた。全頭を連れて行っては馬力がありすぎてかえって危ないから、今日も5頭の犬たちを連れて行く。うまくいった。空荷の橇とはいえ、3m以上もある木ゾリを犬たちの誘導をしながら通過させるには、かなりハードワークで、何度も通りたくもないのだけれど、このあと村の前の海氷が流され続けても、犬橇トレーニングをする場所は確保できそうだ。大汗を掻いて通行訓練に奮闘している中、ここ数日でなんとか走れるようになった新氷の上を、村の猟師たちが「ピューッ」と犬橇で追い越して行った。このまま新氷も安定してくれれば問題ないのだが。
やっぱり海氷上での犬橇は気持ちいい。犬たちも「アイ、アイ(止まれ、止まれ)」という号令もそっちのけで、タッタッ、タッタッと走るのを止めなかった。さあ、極夜ももう折り返しだ!

クリスマスが近づき、キリスト教が浸透しているグリーンランドでは、村の人たちもウキウキとしているのがわかる。

※写真は、海氷上で絡まった曳き綱をほぐす。

Qo7cbviv 午後に定期ヘリコプター便がやってきた。今日はフルーツなどが運ばれてきたようだ。たくさんの数ではないが、時々このように輸送されてくる。今日入ってきたのはオレンジ、リンゴ、レモン、ニンジン、タマネギ、白パン、などといったもの。リンゴやオレンジは1時間もしないうちに売り切れたようだ。たまにしか手に入らないフルーツは、やっぱり人気がある。生肉だけでビタミンを採る時代は、もうとっくに終わっているのだ。ビタミン剤も普通に売っていたり・・・。

※写真上:店に並んだレモンとニンジン。リンゴとオレンジはあっという間に売り切れ。
 写真下:リンゴとオレンジ、タマネギ、白パンを買ってきた。

Hc8vgtr2 十数年も前は、はな垂れ小僧だったファーギは、今では17歳。身長も180cm近いんじゃないかな。いい青年になっている。この夏からデンマークに留学しているそうだ。





※時々、村の子供たちの成長ぶりを、写真で紹介しようと思います。

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写真は12日のシオラパルク前の全景写真で、村から正面が南。左端が東。右端が西。相変わらずブリザードが吹いて海氷が流される。ちなみにフィヨルド最奥部の白い部分が今季一度も流されていない海氷で、少し前に沿岸沿いに徒歩で観測に行ってみると、すでに海氷の厚さは40cm以上に発達して安定している。犬橇も充分安全に走れるいい氷だった。そこからシオラパルク左前までの薄白黒い氷が、昨日のブリザードでも流されなかった新氷で20cmほどの厚さまで発達した。犬橇でもそろそろ大丈夫だろう、といった海氷。シオラパルク正面から右側にかけては昨日新氷が流されてから、海表面にうっすらと氷が張り始めた状態である。もともと12月や1月はブリザードが多いから、温暖さることながら、10月と11月に例年になく強風の日がやたらと多く、海氷が流され続けた影響も大きいと思う。カナダのレゾリュートあたりは今年は気温が低く、すでに海氷は安定しているという話をエスキモーの人達から聞かされている。

Zlavlrwm 日本の有佐から、ワンコたちの写真が届いた。パフィ&トントン&ピエールである。えらく良犬に写っているではないか!?写真選んだんじゃないの?(写真上)
いっぽう、我がドックチームは・・・・。あっち向いてたり、寝てたり、餌を探してたり・・・・。が、こちらはこちらで良犬なのである。(写真下)

Xt5gtzeq 「今度こそは!」と期待した海氷は、昨夜から強風が吹き、また流失してしまった。昨季の苦いアクシデントが頭をよぎる。
この周辺の町村でシオラパルクだけが孤立してしまっている状態だ。シオラパルクをベースキャンプにすることは、ここしばらくの自然サイクルではふさわしくないようだ・・・。効率を考えたら、この先何年も続くプロジェクトの取り組みでは、もっとベースキャンプにふさわしい場所があるだろう。今回はここで、段取りをこのまま続けるしかない。

※写真は海辺にしゃがみ込み、開いた海に頭を抱える山崎(悔しさを表現してみました)

K3ymt5cz 快晴が2日続いた。また海氷が厚くなりつつある。
今日から12月だ。時間が経つのが早すぎるなあ。だんだんと、来年3月の遠征スタートのことなどで、あれこれと頭の中で考えることが多くなってきた。
夜にアグチンギアが遊びにきた。信頼のおける友人で、地図を広げて遠征のルートのことなど聞いたりした。

Xwplbyef 25日から26日にかけて、強烈なブリザードとなり、シオラパルク前の海氷は流れてしまい海が広がった。とにかく今季は強風の吹く日が多く、海氷が厚くなる前に流れてしまう繰り返しだ。隣り町のカナックとそのまた隣りのケケッタヌー村間では、すでに犬橇での往来が始まっているというのに。まあ、また新たに海氷観測が出来るということでOKとしよう。

気分転換に、新しい橇作りに取りかかることにした。設計図を引き直す作業をしてから、板に寸法どりを始めた。

※写真はフィヨルドの最奥部に少しだけ海氷を残して開いた海と橇の設計図

Uvkjghmn 極夜の月は太陽になる。

Flnifz12 今日はもりだくさんの一日。朝5時頃気象観測。そのあと雪が止んできたので、村から1kmほど西に離れたいつもの地点まで、積雪サンプリングに歩いて出かける。11時半頃に裏の丘に登り、海氷目視観測をして、そのすぐあとに5頭の犬達を連れ出して、定着氷沿いに橇を走らせた。まだ数時間ほどしか走らせることができないけど、気分スッキリ。
夕方にシオラパルク前の海氷に乗り、海氷厚測定を行ったあと、犬達に餌を与えた。

※写真は薄明るくなった、午後の綺麗な南の空。

グリーンランドを覆うくらいの大きな低気圧が南西から北上してきたと思ったら、なんと今朝の気温は−2.3℃。17日は−30℃以下だったのに、この気温差は「う〜ん」と唸るしかない。
昨日はブリザードで、波のうねりも加わって海氷は壊れてしまった。

※写真は18日朝6時の気圧配置とシオラパルク沿岸の壊れた海氷。
 (天気図はDMI-Vejret i Greenland
    http://www.dmi.dk/dmi/index/gronland.htmより)

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Kc1p3l8r 久々の快晴。AM5時頃外の様子を見てみると、うっすらとオーロラが流れてた。

沿岸の定着氷で犬橇訓練を続けているが、昨日からグッと気温が下がったので、そろそろ海氷上に犬橇を出そうかと考えていて、偵察を兼ね海氷上を歩きに行ってきた。フィヨルドを少し奥に入った沖合いで厚さを測ったりなど、海氷観測をした。少し前に風で流されなかったところから奥の氷は、トウ(金属の突き棒)で力を入れて突いてもしっかりとしている。気温が−31.2℃を計測した。

※写真は観測風景。右奥はシオラパルク村。

Hklivgax 今日も天気がスッキリせず、一日中細かい雪が降り続いている。雪が降ったり止んだりで、この数日気温も高めだ。今の時期は、そうでなくてもお昼頃に薄明るい時間帯があるだけなのに、雲で空が覆われると、殆ど終日真っ暗だ。
4日ほど前から村の前の海氷に乗り、海氷の厚さを測り始めた。今日は17cmまで厚さが出た。最初から風に流されていないフィヨルド奥の海氷は30cmは厚さがでているのではないだろうか。これで気温が一度グッと冷え込んでくれたら締まってくれると思う。焦ることはないので、もう少し待つことにしよう。そのうち海氷上を犬橇で走れるだろう。
村の猟師も海氷に厚みが出てきて、数日前からアザラシの網猟を始めたようだ。カガヤが「昨日アザラシが一頭網にかかった」と言っていた。
明日は雪が止んで視界が良ければ、沿岸の定着氷でも走らそう。新月も過ぎて、だいぶ干潮も落ち着くことだし。

Imw06w6e 昨日の定期ヘリコプター便で別送の装備等が届いた。北見工業大学、土木開発工学科よりご厚意で貸し出して頂いた、海氷厚測定用に使用するアイスドリルも届き、さっそく沿岸の海氷で使用テストをしてみた。OKだ。
今週は犬橇訓練も何日かでき、慌ただしかったけどいい1週間だった。

夜中じゅう、やや強い北風が吹いて薄い海氷が動いて開水部ができた。午後を回り、海岸沿いの凍結部の偵察に行く。犬橇訓練用にルート整備をしたり、流されずに残っている海氷上に乗り、海氷厚の測定をしたりして過した。夜の気象観測で、この冬初めてのマイナス20℃台(−20.4℃)を記録した。

※写真はルート整備、海氷厚測定、コーヒーを飲んで休憩、強風で開いた海氷

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大好物のキビヤックを食べた。皮下脂肪がついたままのアザラシの毛皮の中に、夏の間に産卵にくるアッパリアスという水鳥を何百羽と詰め込み、ケルン状に積み上げた石の下にしばらく寝かせておくと発酵して、素晴しい珍味となる。
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6gdj4sch 今日から犬橇訓練を開始した。もう薄明るくなるのは4時間もないのだけれど、見計らって犬橇を出した。海にはまだ、犬橇で走れるほどの海氷は張っていないのだが、海岸は打ち寄せる波が凍りつき、通行できる場所もある。走行訓練とまではいかなくても、犬橇に慣れていく位のことは出来る。どんどん凍り付いてくる沿岸を連日偵察して歩いていたのだけど、昨日見てそろそろ少しくらいなら大丈夫だろうと判断し踏み切った。今日は4頭のベテラン犬、キナリ、ウキダガヤ、シルバー、シロを連れ出し、2時間弱ほど海岸沿いで訓練してみた。こちらの人達にしてみれば、また笑いのネタが増えたところだろうが、もう気にしない。俺は生活をするためにここに来たのでなく、遠征が目的でここに来たのだ。そしてなるべくこちらの人達の生活に、邪魔にならないようにと思っている。陸地を走行できる場所もあるのだけれど、ウサギやキツネの罠があちこちと仕掛けてあるので、荒らすわけにはいかない。取り合えず海氷が凍るまでは沿岸で訓練を進めて行くことにする。ちなみに昨シーズンは11月14日か15日が最初の犬橇訓練だったと記憶している。

去年よりは間違いなく今のところは冷え込んでいるのだが、強風の吹く日が多く、張り始めた海氷が流されてしまう繰り返しだ。これも近年の温暖傾向と何か関係あるのだろうか?

※写真は走行訓練にて。海はまだ薄氷だ。

Qhlodc1q オットー達のグループがまたセイウチを7頭獲って、早朝に村に戻ってきた。今季は当たり年のようだ。

Eyn4awhj 連日、代わるがわるとガキンチョたちのプラット(訪問)を受けて賑やかである。

※写真はカーリガッとアピ

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