2019122日(火) シオラパルク 晴れのち曇り(低い地吹雪を伴う) -28.4

 昨シーズンは、パウボウイルスと思われる伝染病が村で蔓延し、予防接種を受けていない仔犬がことごとくやられてしまった。僕のワンコも例外ではなく、生後2ヶ月目の5匹の仔犬が、全滅してしまった苦い経緯がある。

そんなことがあり、1歳以下のワンコを欲しがっていたところ、先日アピレングアが生後9ヶ月目のオス犬を譲ってくれることになった。「クンミ(ゴム長靴の意味)」オス、生後9ヶ月目。元気な仔犬だ。まだ犬ぞりレッスンを受けておらず、これから教え込んでいく。

グリーンランド政府の、犬たちの管理を扱う機関に、シオラパルク村にワクチンを送ってくれるようにしつこく打診していたところ、先週の定期ヘリコプター便でようやくワクチンが届いた。さっそく「クンミ」に予防接種をしてもらうことができた。近々、他の成犬たちも、予防接種を受けることができそうだ。この冬から、若いイラングアがワクチン接種の担当をすることになった。

20190122(ブログ用)
 

写真上:体型も表情もあどけなさが残る「クンミ」オス、9ヶ月。

写真下:今日の犬ぞりにて。

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