犬ぞり案内人 山崎哲秀 ー北極圏をテツがゆくー

グリーンランド北西部地方に古来から住む、エスキモー民族から伝承を受けた犬ぞりを操り、“アバンナット北極プロジェクト”に取り組む、山崎 哲秀のブログです。 このブログでは、北極遠征中や日本滞在中の活動の様子を紹介します。 アバンナットプロジェクトの詳細は、山崎哲秀のホームページhttp://www.eonet.ne.jp/~avangnaq/ をご覧下さい。山崎哲秀の連絡先は、同ホームページに記載しています。

2007年09月

Xr2odpf2 日本出発を5日後に控え、有佐に散髪をしてもらった。しばらく散髪をしなくてもいいように、スッキリと短くしてもらった。

Kqk8upt7 NEC社より寒さと衝撃に強い、夢のようなパソコン「ShieldPRO」を犬橇遠征「アバンナットプロジェクト」のために貸与して頂いた。犬橇移動中の通信に活躍してくれると期待大だ。セッティングも終わり、イリジウム衛星電話との接続通信テストを、近所の通信障害がない広い場所で行った。OK!

最近ようやく朝、夜と涼しくなってきて、ランニングも気持ちよく出来るようになった。気がかりは、この冬の海氷のこと。

I1qtdfn4 新しいヤッケと毛糸の帽子が完成した。鏡に映してポーズをとってみる。
有佐が言うには、黄緑色の帽子はピーターパンのイメージだとか。俺が行く場所はグリーンランドなんだけど。

Bi8xr07a TOP CHAIN柳瀬製作所から、注文していたナスカンが届いた。犬橇に使う目的で、犬の胴バンドと曳き綱を繋ぐのに使う。かねて犬橇に使えるいいナスカンが無いかと探していたところ、インターネットで検索していたところ目にとまり、発注した次第だ。
この数日間でその他の細々とした装備品類も集まってきた。

Ufubqevh 10月のグリーンランド入りに向けて、歯のメンテナンスに行く。右奥の上の歯に、冷たい空気と水が沁みる箇所があったので、治療してもらった。あとの歯はOK。
そういえば、20歳代初めのほうで、北極に取り組み始めた時、親知らずは抜いて処理してしまった。
(写真は治療イメージ写真)

Shc9j6dx 9月に入り、北極遠征用の装備調達が慌ただしくなってきた。今日は家で、有佐が新しいヤッケを縫い始めてくれた。
俺は氷を砕くための突き棒、エスキモーの伝統道具「トウ」の手入れをしたりした。

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