犬ぞり案内人 山崎哲秀 ー北極圏をテツがゆくー

グリーンランド北西部地方に古来から住む、エスキモー民族から伝承を受けた犬ぞりを操り、“アバンナット北極プロジェクト”に取り組む、山崎 哲秀のブログです。 このブログでは、北極遠征中や日本滞在中の活動の様子を紹介します。 アバンナットプロジェクトの詳細は、山崎哲秀のホームページhttp://www.eonet.ne.jp/~avangnaq/ をご覧下さい。山崎哲秀の連絡先は、同ホームページに記載しています。

2008年07月

18日から25日にかけて、恒例となった有佐の田舎へ(山口県光市)山仕事に行ってきた。伸びきった果樹をさっぱりと剪定し、草刈りにも汗を流してきた。

秋吉台の鍾乳洞や萩をブラッと散策したり、近くの室積の浜辺で遊んだりしてリラックスする時間も持つことができた。これまでは極地ばかりで、自分の国、日本を歩き回る時間は殆どなかったけど、少しずつじっくりと見て行くのもいいなあ、と思うこの頃。

写真上:大胆に果樹を剪定。写真下:有佐とワンコ達と。

200807263_2

716日(水)

1516日にかけて、菅平で行われている第50次南極地域観測隊の夏合宿へ行ってきた。南極での危険と安全について、第50次隊員の皆さんの前で少し話をさせて頂きました。現在は第49次隊が昭和基地にて越冬中です。

南極観測のホームページはこちら → http://www.nipr.ac.jp/jare/

写真:講義中の様子

20080716_2

何にもしてないけど来冬季に向けて、慌ただしい毎日を過ごしている。大阪は連日蒸し暑いが、北極の寒さのほうがやっぱり身体が慣れてる。
今朝、セミが羽化して我が家の壁にはり付いているのを発見。5年以上も土の中で過ごして、たった1週間だけ真夏の地上の世界に生きるんだね、彼らは。単純にこんな自然界のことを見るだけでも、前向きな気持ちにさせてくれる。この写真のクマゼミは、子供の頃から大好きなセミだった。

写真:クマゼミの羽化

Hq5kuu0x

↑このページのトップヘ