2017年02月
太陽が戻る
やっとマイナス30℃
凍傷
2月13日(月)シオラパルク 吹雪 -18.2℃
今シーズン犬ぞりデビューをした5月生まれの「銀河」。昨日の早朝に犬たちの見回りに行くと、繋留の細引きロープに左前足首を絡まれていて、足先が凍り付いていた。慌てて家に連れてきて、ぬるま湯に浸して解凍し、マッサージしてやる。家の中では暑がるので、温度が低い前室で看病している。こういったケースが時々あり、程度にもよるが、ちゃんと回復するということを村の猟師から聞いた。今日は患部に触れてやると痛みがきてるみたいだが、昨日とは違い足を地面に着いている。今シーズンはもう走れないかもしれないけど、動物の回復力を信じて、なんとか治癒してくれますように。
写真:前室で療養中の「銀河」。
イガーパル
カナックへ
今日のレッスン
2月3日(金)シオラパルク 晴れ -10.8℃
あさってから予定のカナック行きに備えて、オス犬全頭(13頭)での走行レッスン。このところ風が吹き荒れていて、なかなか最終調整が出来なかったけど、夏に生まれた「銀河」「レオ」「タロ」を交えての調整が出来た。対岸のカギャ岬の海氷が、連日の強風で崩壊していないかも確認してきた。明日は装備を橇に積み込むなどの準備作業をして、日曜日からカナックへ小旅行の予定。
こちらに滞在中の両ちゃん(両角君)と行動を共にしている。いや~、一人よりも相棒がいたほうが負担も少なく助かります。今後も誰か活動を共にしてくれる人はいないだろうか?給料は出ないけど・・(笑)
写真:シオラパルク村への帰路。今シーズンようやくチームが形になってきた。