山崎哲秀 ー北極圏をテツがゆくー

北極圏の犬ぞり遠征をライフワークにしている山崎 哲秀のブログです。北極圏を犬ぞりで遠征し環境調査を行うアバンナットプロジェクトに取り組んでいます。このブログでは、遠征前は日本での準備や生活の様子、遠征中は、北極圏の様子を紹介します。 アバンナットプロジェクトの詳細は、山崎哲秀のホームページhttp://www.eonet.ne.jp/~avangnaq/ をご覧下さい。山崎哲秀の連絡先は、同ホームページに記載しています。

2019年04月

2019428日(日) 

 確か僕が小学生の頃に流行った曲だと思うが、「飛んでイスタンブール」という曲が、歌詞の意味は分からないまま、テンポがよく、好きだった。そして27日、イスタンブールへ飛んだ。

コペンハーゲンからのスカンジナビア航空の東京直行便が、パイロットのストライキだと?!キャンセルになり、待たされた挙げ句、当てられた代替便がトルコ航空、イスタンブール乗り換えの成田/東京空港への便だった。そのトルコ航空の便も、出航が1時間半ほど遅れ、イスタンブールでは40分ほどの乗り継ぎ時間で、新しく広くなったというデカい構内を、ゲートまで必死で汗だくになって走った。いい運動になった。イスタンブールでは、機内から見た街の夜景がきれいだっただけの思い出となった。機内に乗り込みシートに座り、汗を団扇で扇いでいると、周りの乗客の人たちの注目を浴びた。身体がまだ、暑さに慣れていないせいもある。

成田空港へ着いたのが27日のPM8時頃だった。予測通り、機内預けの荷物2個は届かないし、本来なら羽田空港から大阪伊丹空港への便で夕方に帰阪しているはずが、乗り継げず、パーに。届かなかった荷物の手続きなど終わらせ、辿り着いたのは、JR東京駅まで。日付も変わって28日。大阪への最終はとっくに終わっていて、コペンハーゲン空港に続き、東京駅で夜明かしすることに。京都下車の新幹線の始発を待っている。10連休に入ってしまっていて、ままならず。今日AM11時に一件予定があるので、なんとか急いで帰らないといけない。むむ~っSAS、ストライキはやってくれていいけど、待遇悪すぎ。大切な荷物はちゃんと見つけてくれよ。トルコ航空のせいではないですゼ。

北極から家までは、やはり遠い。シオラパルクを出発してすでに6日・・。

 

※東京駅では無料のインターネットが使えてます。

2019年4月23日(火) カナック 晴れ
 今シーズンの取り組みを終え、帰国の途についた。僕のチームの14頭のワンコ達は、シオラパルク村の友人に4班に分けて、夏期中は預かってもらう。今しばらく犬ぞりシーズンは残っているが、いつもだけど名残惜しみながらシオラパルクを離れる。来シーズンもこちらに戻って来れるように、日本でひと頑張りだ。帰国後の予定もどんどん入ってきていて、一番遠い先までは、観測調査チーム支援での参加等も含め、すでに来年6月まで決まっている予定がある。
北極での目標を成遂するために、やらないといけない課題も多く抱えていて、大丈夫だろうかと不安になってしまう(笑)。かなり忙しい、ハードな一年になりそうだ。この歳になってくると、今はとにかく色んな意味で(日本での生活のことも合わせて)、時間が大切だ。
20190423(ブログ用)

  4月20日前後が、今年はこちらのイースター祭にあたり、定期ヘリコプター便も飛んでいなかったので、昨日23日に、シオラパルクの友人のイラングア・H に、犬ぞりで隣り町のカナックへ送ってもらった。明日24日にカナックから飛行機を乗り継いで、日本までは3日(3日+時差で1日)かかる。4月27日に帰国予定だ。
2017-2018年シーズンも、支援・応援を頂いた皆さま、お世話になりどうも有難うございました。おかげ様で、いいシーズンを過すことが出来ました。成果が見えにくい取り組みですが、来シーズン以降も北極での活動が形になるように、頑張っていきますので、見ていてください。今後とも、どうぞ宜しくお願い致します。

写真:今シーズンの犬ぞりを終え、4台の橇を重ねて整理した(シオラパルクにて)。

2019年4月14日(日) シオラパルク 晴れ -23.1℃
20190414(ブログ用)

 生後3ヶ月半を過ぎた「ガイ&ミラン」兄妹の犬ぞりレッスンも続いている。橇には繋がず、フリーで走らせているが、最初は数キロメートルも走るとバテていたけど、足取りが強くなってきた。4月に入り、どんどん身体も成長。抱えてやれるのはもう終わりだなあ。来シーズンが楽しみだ。

写真上:今日のレッスンにて。元気に母犬たちについてくる、ミラン(中)&ガイ(右)。
写真下:あっという間に、抱えるのも大変なほどに成長(抱えているのはミラン♀)。
20190414(ブログ用)-2

2019413日(土) シオラパルク 晴れのち曇り -19.6

20190413(ブログ用)

 今シーズンも大詰め。4月中旬になると、こちらはすっかり白夜だ。

シオラパルク前のフィヨルド内に、冬の間9ヶ所に目印棒を立て、定期的に氷の厚さ等を記録してきた。前回から、この最終の一巡では、海氷の厚さが全体的に薄くなってきた。思ったよりこの冬は海氷が厚くならず、せいぜい1mほど。今日は2ポイント終わらせた。明日、歩いて行ける1ポイントを終えたら、今シーズンの作業を終了して、後片付けを始める。

 

写真上:海氷に穴を開ける様子。

写真下:犬たちと走って、戯れる幸せな時間が、今シーズンも間もなく終わる。

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2019年4月8日(月) シオラパルク 曇りのち雪 -2.2℃
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 4月に入り急に暖かくなってきた。今日なんかは、暖かいというより暑い感じだ。少し歩くと汗が噴き出る。
もうすぐ帰国を控えて、シオラパルク村から、1kmほど東に離れた海岸沿いに設置している、自動気象計のメンテナンスをしてきた。朝6時くらいに、計器類を取り外しに行き、いったん村の家まで持ち帰り、データを回収してから再設置しに出かけた。帰国中の夏の間も設置している。
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写真上:家の中で計器類をメンテナンスする。
写真下:再設置の様子。左奥に見えるのは、シオラパルク村。

2019年3月31日(日) シオラパルク 晴れ -19.8℃
 生後3ヶ月を過ぎ、混合ワクチンの予防接種を受けた「ガイ」&「ミラン」兄妹。接種後5日が経って、身体も落ち着いたと思うので、いよいよ犬ぞりレッスンを開始した。仔犬たちは橇に繋がず、フリーで走らせ始めるのが僕のパターンだ。母犬の「リッカ」に、リーダー犬「ギンガ」を加え海氷上に出た。個人的には、生後3か月頃から犬ぞりレッスンを始めるのが、そり曳き犬に育てやすい。「ガイ」&「ミラン」兄妹、共に問題なく母犬と一緒に、しっかりと3~4kmを走ってくれた。「ガイ」は後半バテたが、この時期では全く問題ではない。引き続き時間の合間に、繰り返しレッスンを続けて行く。いいそり曳き犬になってくれそうだ。今シーズンは、仔犬育てに、日々の時間を相当に費やしてきた。このあとも病気にならずに成長してくれよ。

写真:犬ぞりレッスン開始の「ガイ」&「ミラン」兄妹。成犬は、右が母犬「リッカ」、左がリーダー犬の「ギンガ」。
20190331(ブログ用)

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