山崎哲秀 ー北極圏をテツがゆくー

北極圏の犬ぞり遠征をライフワークにしている山崎 哲秀のブログです。北極圏を犬ぞりで遠征し環境調査を行うアバンナットプロジェクトに取り組んでいます。このブログでは、遠征前は日本での準備や生活の様子、遠征中は、北極圏の様子を紹介します。 アバンナットプロジェクトの詳細は、山崎哲秀のホームページhttp://www.eonet.ne.jp/~avangnaq/ をご覧下さい。山崎哲秀の連絡先は、同ホームページに記載しています。

2020年03月

2020年3月23日(月) シオラパルク 曇りのち雪 マイナス20.9℃
 東京の知人から、「桜」の写真が届いた。暖かそうだな・・。
2004~2006年にかけて南極観測隊で越冬して以降、この時期は毎シーズン北極に滞在しているので、随分と長い間、満開の桜を見てないなあ・・。
20200323(ブログ用)

こちらも気温が緩んできた。すっかり太陽は時間が長く、高く聳えるようになり、陽射しが眩しい季節となった。白夜に向け、まっしぐら。

シオラパルクに待機中で、犬ぞりを走らせながら、黙々と海氷のデータ収集やら、作業をこなしている。コロナウイルス騒動で、このあとの予定が不透明だ。グリーンランドも外国からの入国がストップされている。

写真:送られてきた桜の写真。

2020年3月17日(火) シオラパルク 曇り、雪 マイナス19.4℃
 5月、6月のグリーンランド南東部地方での観測調査に向けて、運搬用の小ゾリを製作済み。
20200317(ブログ用)-1

数日前にコロナウイルスの感染者が、グリーンランドでも確認されたとのことで、果たして研究者チームがすんなりとグリーンランド入り出来るのか、全く分からない状況。気持ちが切れないように維持している。

写真上:製作した台車用の小ゾリ。
写真下:バラバラにして、スキーバックで、合流地まで持って行く予定。
20200317(ブログ用)-2

2020年3月12日(木) シオラパルク 晴れ マイナス31.6℃
 快晴が続く。この1週間は、マイナス30~35℃くらいの気温で、冷え込んだ。2月19日に極夜明けの太陽が顔を出し、どんどん高く聳えていく。気温もそろそろ緩んでくるはずだ。

 今日の犬橇では、途中で角ちゃん(角幡唯介さん)と行き会い、写真を一緒に撮った。角ちゃんは3月20日頃から、犬ぞり旅行に出かける。
20200312(ブログ用)-1

 僕もテントを持って、泊まり込みで出かけたいところだけど、4月中旬を過ぎたら、グリーンランド東海岸側の氷床での観測調査サポートに、2ヶ月間入ることになっていて、コロナウイルスで世界中が騒然として、研究者との合流期間がずれたりする可能性も出て来たので、何かあればすぐに動けるように(常に連絡が取れるように)シオラパルク村で待機することに。シオラパルク村周辺での観測データ収集課題がたくさんあるので、犬ぞりを足にして、ワンコたちと戯れながら、作業を続けることにする。
 そうそう、いい知らせもある。この初冬から、シオラパルク村をベースとした長期観測が、日本の研究者の方たちによって始まる。僕も支援として手伝うことになっている。
20200312(ブログ用)-2

写真上:角ちゃん(右)と。
写真下:犬たち13頭と走る。

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