犬ぞり案内人 山崎哲秀 ー北極圏をテツがゆくー

グリーンランド北西部地方に古来から住む、エスキモー民族から伝承を受けた犬ぞりを操り、“アバンナット北極プロジェクト”に取り組む、山崎 哲秀のブログです。 このブログでは、北極遠征中や日本滞在中の活動の様子を紹介します。 アバンナットプロジェクトの詳細は、山崎哲秀のホームページhttp://www.eonet.ne.jp/~avangnaq/ をご覧下さい。山崎哲秀の連絡先は、同ホームページに記載しています。

2021年04月

2021425日(日) イルリサット 曇りのち晴れ

 今シーズンの、シオラパルクでの活動を終え、村を離れた。

 天気がずっと悪く、421日と23日の定期ヘリコプター便がキャンセルとなった。26日までヘリコプター便が無いとのことで、24日の隣り町カナック発着の定期便に備えて、急遽犬ぞりでシオラパルクからカナックへ移動となった。

自分の犬ぞりチームを連れて行くには、あとがややこしくなるので、カガヤとウーマの二人にお願いして、的場さんと共にカナックへと移動した。バタバタだった。

 424日のカナック発のフライトには間に合い、今イルリサットという町にいる。

このあと東海岸側へと移動し、内陸氷床での氷掘削(ボーリング)に2ヶ月ほど参加。観測サポートをすることになっている。先日、日本から研究者チームがグリーンランド入りし、規定のコロナ隔離待機中だ。この観測調査は、昨シーズンにコロナ騒動で延期になったプランだ。

僕の今シーズンは今しばらく続く・・。しっかり支援したい。

 

写真:4月23日に雪の中、カガヤとウーマの犬ぞりで、カナックへ向かう。

20210423(ブログ用)

2021419日(月) シオラパルク 曇り

仔犬たちは順調に育っている。来シーズンに向けて、胴バンドを装着して、橇に繋いで走る訓練まで終了。ここまで今シーズン出来れば、予定通りだ。このまま大きくなってくださいよ!
 ナイト(左)&ダイヤ。ナイトは騎士みたいにいい表情やなあ・・。

DSC_0015
 

 ミターット(左)&ウンマターファ。

DSC_0039

 以前に、カナダ北極のレゾリュートで出会った、イギリスの写真家Martin Hartley氏のホームページ → Martin Hartley - Welcome 

独特な雰囲気の写真が、お気に入りです。

 

何気なく覗いたら、撮ってくれた僕の写真もあったりするなあ・・。見つけてください(笑)

2021414日(木) シオラパルク 曇り マイナス15.5

ウンマターファ、3.5ヶ月。舌が長いなあ・・(笑)

20210414(ブログ用)

↑このページのトップヘ