2020410日(金) シオラパルク 晴れ マイナス15.9

 村にずっといると、僕の犬ぞりを当てにされて、狩猟に行こう、と最近よく誘われる。白夜の季節になると、みんな出回りたくウズウズするのだと思う。犬ぞりを持たない人たちも増えている時代だ。でも今は全て断っている。それがギクシャクした関係にもなったりする。


犬ぞりを始めた頃は、狩猟にも興味があり、連れて行ってもらったり、自分でも挑戦したりしていたけど、狩猟は時間があってない世界。時間の組み立てが出来ない世界でもあるのだ。

今はとにかく、現場での取り組みは、観測を主としている。ここにきて、ようやく形になってきている。来冬からはシオラパルク村をベースに、日本の観測チームが長期観測をすることにもなっている。それが計画より、少しでも長く続くように、さらにこれまで以上に、現場でのサポートをやりたい。冬季中に研究者が不在の時の、データ収集や観測機器のメンテナンスなどもそうだ。

動ける脚は、やっぱり自分で確保しておかないと、自由が利かない。


あれこれ出来る性格ではなく、狩猟もやるからには徹底してやらないと中途半端になる世界だし、欲を出すと、どちらも中途半端になるのが、目に見える。時間が足りない。

若い時は時間が永遠にあるように感じて、あれもこれも出来るんじゃないかと思っていたが、このくらいの歳になると時間は永遠ではなく、的を絞って集中していたい。

20200410(ブログ用)