2010115日(金) 雪のち吹雪 -26.1

 夕方までに吹雪へと天候が変わった。視程は数百メートル。気温が幾分高くなりマイナス20℃台となった。

吹雪や地吹雪の日は、くるまって寒さを凌ぐような頼もしい犬たちだ。新しい雪は大歓迎。凍りつく北極の冬に、犬たちはどうやって水分補給をしているかというと、彼らは雪を食べる。容器に水を入れて与えても、あっという間に凍り付いてしまい無駄になってしまうのだけど、ちゃんと自分達で水分補給してくれるのだ。雪が全く積もっていない海氷上には、犬たちのために雪をソリに積み込んで持ち運ぶこともある。

写真:風を凌ぎ眠る犬たち(今日のお昼頃)。

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