【3月14日】

結局、補給隊のトミーとサイレスは昨夜10時20分に到着。途中で荷物を積んだソリが1台壊れたらしく、スノーモビル2台とソリ1台でやってきた。残してきた1台に積まれた荷物は、明日、届けてくれるようだ。彼らは自分たちのテントを持たずにやってきた。壊れた方のソリが小屋になっているのかもしれない。夕べは一つのテントで3人で泊まった。

二人は朝のうちに壊れたソリまで行き、残りの補給物資を届けてくれた。彼らのためにテルモスにお湯を作って持たせた。午後、二人は再びバサースト島に向け去っていった。

補給物資はドッグフードと自分の食料と燃料だ。今日は犬たちにドッグフードとともに補給物資として届いたアザラシの脂肪を与えた。この脂肪は、サエさんがイヌイットのジッポーラから譲り受けたアザラシの皮と脂肪を家で解凍し、脂肪を取り分けてくれたもの。サエさん、どうもありがとうございます。犬たちに代わり、どうもご馳走様でした!

今後の計画を立てた。

・この地点をあと2回の補給ポイントする。

・これからまずメルビル島の南側を探索、観測。

・3月下旬、2回目の補給。

・メルビル島の北側を探索、観測。

・4月上旬、3回目の補給、北見工大の田中さんと合流。

・レゾリュートへの帰路を田中さんと観測調査を実施。

【3月15日】くもりのち晴れ -27.8度

8時前出発、15時終了。

出発してすぐのバイアムマーチン島周辺は乱氷がひどく、北上して逃げる。海氷が開けた時点で西へ西へと進む。今日は40キロ近く進んだ。犬たちもよく走ってくれる。海氷観測。このあたりで海氷厚は170cmくらいである。途中、海氷面が波打った多年氷の海域を通る。手持ちの海氷厚を測定する器械では250cmが限度だが、このあたりはもう少しあるかもしれない。どこかの多年氷で氷のサンプリングを実施する予定。

今日は北風が冷たかった。鼻が凍傷で痛くて仕方がない。

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