20101219日(日) 吹雪、地吹雪 -8.3

20101219

 僕がアマゾン河をイカダで下った1980年代の終わり頃は、アマゾンのジャングルが広大に焼畑されていたことから、地球の酸素が近い将来に無くなる(といったことだったと思うが)、と大々的に報道されていて、それが世界でも一つの環境問題のブームになっていた。その問題は、今どうなったのだろう?その後のことは、すっかり報道では聞かなくなった。そして近年は温暖=CO2、という観点での環境問題が大々的に報じられるが、今それも少しずつブームが終わりかけているような気がする。(報道の露出が一時より下火になってきたから、そう感じるだけだろうか?)。「温暖はこれだ」などというように、大々的に一つの要因のことだけに環境問題が報道されるのは、僕ら一般の人間に周知してくれるという意味ではいいけれど、その問題だけを先行すると、どうも一時のブームで終わってしまって、長続きしないような気がする。温暖問題にしても、ほんとのことは(結論は)、数年、数十年という短い時間では見れないはずだし、人為的な汚染への意識、取り組みは今に始まったことでなく、昔からも当然のことだっだと思う。

何が言いたいかというと、環境問題への取り組みは、まずは意識を持って、「どれ」ということなく(片寄ることなく)、身近なところから自分が出来ることを取り組んでいけばいいと思う。そのほうが一時のブームで終わることなく、行き詰まらないで長続きするような気がする。僕の場合・・・、今の北極での活動は、温暖だけの問題だとは思っていないし、「犬ぞり」という移動手段をたまたま持っていた中で、自分に一つの出来ることとして、次の世代に繋げるという意味でも、長く続けていきたい。

写真:1988年、アマゾン河上空より。