2011212日(土) 雪、吹雪き -33.8

20110212 昨日は天気が良かったので、犬ぞりを出した。一昨日に亡くなったシルバーを送り出すのがメインの目的で、レゾリュートの湾を少し出たところにある、小さな氷山の風下側に吹き溜まっている雪をスコップで掘り、埋めてやり送り出してきた。陸地の地面はカチカチに凍りついていて、手で掘ることはできない。夏に海氷が溶けると共に、海に帰ってくれるだろう。僕のほうはまた、気持ちを切り替えていかないといけない。場所を移動して海氷観測データをとってから、町へと戻った。

 今日12日は天気が崩れ、雪から吹雪へと変わった。21日を天気が良ければ犬ぞり旅行出発日と定めて、カウントダウンで最終準備を整えている。時間の合間をみて、エスキモーの犬ぞり標準装備である「トウ」という道具を手入れした。先が尖がった鉄棒で、海氷上の乱氷や氷山氷など砕くときに、すごく重宝する道具だ。

写真上:昨日、シルバーを海氷上で送り出してきた。

写真下:左側の写真は「トウ」の手入れ。ヤスリで磨き、先端を尖らせる作業をしている様子。右側は以前グリーンランドにて、生活用水にする氷山氷を割っている様子と、ソリに積込んで村に持ち帰る様子。

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