【3月1日】
風が吹いたら止まることにして、レゾリュートに向かって戻り始める。このあたりの風は、吹くときは急に吹き出す。低い地吹雪が時には顔くらいの高さまで上がったが、今は落ち着いている。今日は乱氷の周りをクネクネと進んだ。-34度、20km/hくらいの風であったが、覆いのない犬ぞりでは、鼻が曲がりそうに感じる。
紅一点のコウの生理がそろそろ始まりそうだ。雄犬たちが色めき始めている。今回、レゾリュートに戻ることになったのは、コウのためには図らずもいいタイミングだった。毎年、15匹くらいの犬ぞりチームを想定していても、子犬や老犬や出産する雌犬などで戦力は概ね13匹くらいになる。前の秋、子犬3匹が行方不明になったことは、このチームにとっては痛手だった。紅一点のコウには是非また子犬を産んでほしいと思う。

【3月2日】
11時半に出発し18時半にレゾリュートに帰着した。最後は視程がなかったが、レゾリュートの町明かりが見えたので、それを頼りに犬ぞりを走らせてきた。

※ブログの左側のメニューバーの中の「地図 今ここにいます」の「 Tetsu's expedition 2011」をクリックいただくと、地図がグーグルマップで表示されるようになっています。