2012122日(月) 晴れ -37.1

20120123 「コウ」の発情期が始った。

ということで今日のワンコ紹介は「コウ」。ここ数日、オス犬どもが「コウ」を取り巻いて何だかソワソワしてるなあ、そろそろかと思っていたら、やはり発情期を迎えた。周期も予定通りといえば予定通りだが、これで犬ぞり旅行には連れて行けなくなるなあ。さらに手薄になる。リーダー犬も兼ねていて、まだ不慣れな若きリーダー犬、ボタン(ボタンはコウが生んだ子供)に教えるには、キナリ亡きあとでちょうどいい感じだったのだが・・。仕方ない。受け入れてやろう。喜んでやらないといけないね。昨夜、準備を整えてやり、今回は相性のよさそうな「アプ」と繋いでやる。この1年間、2回続けてうまくいかなかったので、今度はと期待したいところだ。

レースの世界では、ソリ曳き犬を避妊・去勢処理をすることが多いそうだが、それに関しては自分はしたくない。イエローナイフから来たケガッとパミウリの2頭はどうなんだろう?処理されていないことを願う。エスキモーソリ曳き犬は、エスキモーの伝統の通り、あくまでも自然でいさせてやりたい。

そうそう、グリーンランド・アバンナッソア地域では発情期のことを「ヌリヤット」と言っている。「ヌリ」というのは「お嫁さん」のことで、これに「・・ヤット」という未来形が入って「お嫁さんになる」といったところか。いい表現法だな。ちなみにもう一つ。犬とは関係ないが、鮫(サメ)のことを「イカルッホア」と言って、エイのことを「イカルッホアヌリ(鮫のお嫁さん)」と言う(笑)。

写真上:お嫁さんになった幸せそうな(我を忘れてる?)「コウ」。みんな次から次へと、何かと世話がやけますなあ。

写真下:今日の活動。

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