1121日(水) レゾリュート 雪 

 今生きているような世界へ足を踏み入れることを決意した、高校時代だったか、あるいは足を踏み入れてから間もなくだったか、当時の日記を掘り返してみないと正確には分からないけど、自らに課した言葉がある。「天命成遂」。北極での活動を始めた25年前は元々、冒険心で入った世界に過ぎなかったが、今では目的がはっきりしたものになっている。北極で成し遂げたい目標がある。あと15年かかるか、20年かかるか?あるいは達成出来ないかもしれない。一人で出来ることではないのだけれど、信じて続けていくしかない。

継続することが何と言っても難しい。それでも不思議と気持ちは今でも変わらない。もう一度確かめておこう。「天命成遂」。

今後の目標

  日本の極地(北極)研究者の方たちの設営支援ができるように、民間支援体制を作る。

  グリーンランド極北、カナダ極北にそれぞれ日本の観測拠点を設営する。(公的資金ではなく、民間より何とか設営資金を獲得できれば・・)

  エスキモー民族(グリーンランド)と日本の姉妹都市(友好都市)提携の橋渡し、促進。

  エスキモー文化の継承。