1218日(火) レゾリュート 地吹雪のち吹雪 -19.5

201212181_2  「アミッバル」の調子が悪く、原因がもう一つよく把握できずに、しばらく様子を見ていたのだが、前脚の踏ん張りがどうも利かないようで、立ち上がれず。身体が崩れてしまう。また時々痛いのか、ある体勢になると悲鳴を上げることが度々。食欲はすこぶる旺盛。心当たりがあって、45年前にこれと同じような症状になったワンコがいた。今もチームで元気に走っているカヌッルンニで、ある日走行中に突然、ひっくり返って動けなくなった。バテたのかと思ってソリに載せて村に帰って、それから数日しても、食欲は旺盛なのに立ち上がれず、回復の兆しがなく、村人に相談すると「肩甲骨に空気が溜まって、痛くて走れないのだろう」とのことで処置の仕方を教えてもらった。そして今回、同じような症状を起こした「アミッバル」にも処置を施してやった。これが原因かわからないが、この場所で最低限やってやれること。しばらくマッサージなどリハビリをしてやることになる。復活してくれよ。貴重な主力メンバーなんだから。

写真上:背中の肩甲骨の真ん中の皮膚をナイフで3cmほど開いてやる。

写真下:開いてやった患部。中に溜まった空気をここから押し出してやるように、両肩を挟み込みながらマッサージを毎日繰り返してやる。

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