5月7日(土)カナック 晴れ 

201605074

 今シーズンの活動を終え、帰国の途につく。今、カナックの町にいる。

 4月の観測支援を終えて、ホームタウンであるシオラパルク村に戻ったあとは、バタバタと後片付けをした。犬ぞりが出来ない夏期の帰国中は、僕のドックチームのワンコたちは、シオラパルク村の友人・知人に預かってもらう。その手配もちゃんとした。今回はマッシャングア、ケットゥットゥ、イラングアの3人に分けて、犬たちを預かってもらうことにした。昨シーズンの夏期の帰国中には、2頭のワンコが亡くなってしまったのだが、今回はそういったアクシデントの確率を少しでも減らすべく、元気に来冬期を迎えてくれるように、好条件でお願いしたつもりだ。

 2006~2015年にかけての、10年間の活動に一区切りを迎え、2015~2016年シーズンは、これからの北極での取り組みにおいて、新たな展開を迎えるシーズンとなった。犬ぞりでの観測活動はこれからも継続していくが、(社)北極観測支援機構(→ http://arcticlogistics.tokyo/

が立ち上がったことは、今後の北極での目標に繋がっていく。一人では出来ることではないが、オジサンもまだまだ夢を追いかけるのだ。

 少し前進した目標もあるけど、気持ちが途切れないように、いつもの如く目標をまた記しておこう。

今後の目標

・  日本の極地(北極)研究者の方たちの観測支援ができるように、民間支援体制を作る。

・  グリーンランド極北、カナダ極北にそれぞれ、日本の観測拠点を設営する(設営費用は民間団体・企業等からの賛助金、支援金等の獲得を目指す)。

・  エスキモー民族(グリーンランド)と日本の交流(姉妹都市や友好都市といった)の橋渡し、促進。

・  エスキモー文化(犬ぞりなど)の継承。

 この地方への週一便の定期便で、5月11日(水)にカナックを離れたあと、5月14日(土)に帰国予定です。

写真上:海氷が流失し続ける、シオラパルク村があるフィヨルド。

写真下:胴バンドを外して、今シーズンの仕事を終えたワンコたち。

201605071